内容説明
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開戦前夜から終戦までの日本軍の軌跡を、CGにより着色したフルカラー写真で振り返る。モノクロ写真ではいまひとつ臨場感の薄かった解説も、全写真をカラー化することで硝煙の戦場をリアルに感じられます。また、写真だけでなく、地図・図版もカラーになり、植民地の宗主国や戦場における勢力図なども一目でわかります。豊富なビジュアルで、太平洋戦争を改めて概観できる新機軸の一冊となります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
68
満州事変から終戦までの世界大戦の記録。あまり歴史好きじゃなかった自分だったからこそこの本を通じて出来事を知った。歴史にたらればはないけどもこのまま勝ち続けていたら、レーダーを戦艦に搭載していたら、そもそも日中戦争していなかったらとホントいろんなことを思ってしまいます。 戦死者の数も万単位ですごく壮絶な戦いだったと思うし物資がない日本は精神論で生き延びたのも凄い。この歴史をキチンと胸に刻もうと思う。2023/05/26
むらり
3
カラー写真が魅力的だったので買ってみたが、歴史観は若干左よりであった。しかしバターンの行進、南京事件、慰安婦については記述が一切なかったのでそこまで違和感なく読める。日本軍の作戦を「愚策」と連呼するが、後知恵で批判することこそ愚の骨頂ではないか。それに2019年に出版された歴史本にしては「新しい」情報がない。ルーズベルト政権がソ連のスパイによって半ば牛耳られてた事実など、見事にスルー。2019/03/24