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内容説明
2018年12月、日本の決済インフラが大きく変わり始めた。
◆XML電文により送金電文に格納できる情報量が拡大し、商流情報を含む金融EDIの活用機会が格段に広がった。
◆一方、「紙」の手形・小切手を廃止し、電子記録債権等に移行する動きもいよいよ本格化しつつある。
◆企業は、決済のデジタライゼーションをいかに自らの競争力強化につなげ、金融機関はサポートしていくのか―企業の財務担当者、銀行の法人担当者必携の一冊。
FinTech等を活用した企業の成長力強化への取組み(例)
●中小企業等を含む企業会計のIT・クラウド化
・サービス等生産性向上IT導入支援事業(1万件超)
●商流情報のIT化の推進
●送金電文に商流情報の搭載を可能に(XML電文化)
・XML新システム稼働(2018年12月)
・XML電文への全面移行(2020年度中)
・商流情報の標準化項目の普及(~2020年度)
●全銀システムの24時間365日対応化(2018年10月)/法人のインターネット・バンキング利用促進
●XML新システム等のデータを活用した融資サービス・税務対応の容易化
●XML新システムによる電子領収書発行等の税務対応支援
●電子手形・小切手への移行
●納付書様式の一元化やFinTech企業の活用、ペーパーレス化の推進等を通じた税・公金収納の効率化 等
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
83
最近の全銀システムなどで稼働したZEDIなどを中心に解説してくれています。小切手・手形の電子化なども話題として解説してくれています。それなりに参考となりますが、私は事あるごとにもう少し中小・零細企業に対してもIT化の意識を植え付けてコンサルしていくべきだということを言っています。確かに上からのこのようなことをしていかないと世界に遅れるということもあるのでしょうが、まだまだ地方では小切手・手形が流通していることを認識していかねばなりません。2019/02/17
Masaki Iguchi
0
銀行の勉強シリーズ。振込のイメージがついてよかった。2023/12/25
ふじこ
0
XML電文を商流データと連携することで、融資(例えばCF分析やABL)にも活用できるのが興味深かった2019/09/13