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内容説明
ヘッジファンドはどのような取引戦略を用いてリターンを獲得しているのか、そして市場価格はどのようにして決まるのか? アカデミズムの世界で多数の賞を受賞している優れた学者でありグローバルな資産運用者でもある著者が、ヘッジファンドの運用戦略の全貌を解き明かすバイブルの日本語訳が完成。 「効率的に非効率な」市場で利益を得るための戦略を株式、マクロ、裁定取引の各側面から解説。
リー・エインズリー、ジェームズ・チェイノス、クリフ・アスネス、ジョージ・ソロス、デイビッド・ハーディング、マイロン・ショールズ、ケン・グリフィン、ジョン・ポールソン。ヘッジファンドの巨匠たちとの貴重なインタビューを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
59
非常に専門的な本で、内容を読み解くのは難しかったです。一般的なミューチュアルファンドは、市場インデックスをベンチマークとして市場を上回ろうとしますが、ヘッジファンドはキャッシュベンチマークが与えられ、どのような環境でも収益をあげようとするのが目的です。ミューチュアルファンドの場合、S&P500が10%下落した場合、8%の下落でもベンチマークを上回るので、市場からは賞賛されます。しかし、ヘッジファンドの場合、8%の下落は投資家から責められる対象になるので、いつ何時でも収益を上げることが至上命題となります。2024/06/10
moto
3
市場は概ね効率的であるが、絶対に市場を上回われないというほどではない株式市場。市場を上回ることを絶対の使命としている、ヘッジファンドの投資戦略や投資理論についてまとめられており、超過リターンを上げるためのヒントが書かれています。なにより、ヘッジファンドが超過リターンを目指すのも、学術研究などをベースにした投資理論が多く、投資戦略の重要性を理解することができます。ソロス、ショールズ、ポールソンなどヘッジファンドの著名な投資家たちへのインタビューもあり、投資への理解が深まることは間違いありません。2019/09/13
dtake
1
Ⅲ部まで2024/01/07
Tad
0
網羅的にヘッジファンドの手法がカバーされているうえ、各戦略についてのインタビューも興味深い。 印象的だったのは、ヘッジファンドの基本的なスタンスがベータニュートラルであるがゆえに流動性リスクへの感度が高いといった点。あとは「空売り」と「保険」「農業」との共通性など。マイロン・ショールズへのインタビューでの「トレンド追随は常に平均回帰とは相いれないため、問題はこの2つをどう統合させるかです。」というコメントは、バートン・マルキールと共通する認識とも言え、“問題”に対する両者の対し方の違いも興味深い点です。 2020/03/22
0
Ⅰ部はパフォーマンスの計測方法(IR)、リスク管理(ドローダウン)、バックテスト等の話で、Ⅱ部以降が非伝統的手法の解説。各手法の説明が、概要ではあるものの類似本より少し詳しい。数々の数値例と実証研究の文献リスト(やや著者の論文が多いきらいがありますが)があるところ、そして各分野における巨匠たちへのインタビュー集(これは著者のコネクションあってのことか)があるのがよいところでしょうか。研究者が書いているだけあり、思ったよりも誠実に書かれているよい本でした2024/02/19
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