文春文庫<br> 君がいない夜のごはん

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文春文庫
君がいない夜のごはん

  • 著者名:穂村弘【著】
  • 価格 ¥804(本体¥731)
  • 文藝春秋(2019/02発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167912291

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内容説明

電車の中で読んではいけない絶品エッセイ集
料理が出来ず味オンチと自覚する穂村さんが日常で見出した「食べ物」に関する六十編。深くて笑えて思い当たる。傑作エッセイ集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ikutan

91
ほむほむのエッセイを久しぶりに読む。こちらは食べることにまつわるあれこれ。食べ物の味に疎くて、賞味期限切れで腐っていても食べてしまうという自虐ネタから、寝台特急の食堂車体験まで、ふふふと軽く笑える58の楽しいエッセイ。パスタのカタカナに戸惑うところや、子ども時代の食べ物にまつわる記憶など、同世代の穂村さんには共感できるところが多い。食べ物の重量とは比例しないカロリーの正体については、私もちょっとモヤモヤするよ(笑)『伸びしろ』の発想は目から鱗。確かに出発点がハーゲンダッツの若い人は喜びが少ないかも(笑)。2022/09/09

ふう

90
穂村氏は歌人で絵本も書いていると紹介欄にありましたが、申し訳ないことにエッセイしか読んだことがありません。そのエッセイがおもしろくて、穂村氏の人の好さ、ユニークさに癒されます。年が10歳くらいしか違わないせいか、出てくる食べ物の名前や思い出に「同じ。わかる。」と共感するものがたくさんありました。『伸びしろ』なんて全くその通り。まあ、こんな「食」をよく料理に関する本に連載していたなと、出版社側と穂村氏の大胆さに感心し、でも、こういう人がいてくれてこそ「食」も人生も楽しいとまた感心しました。やさしい人ですね。2019/07/06

佐島楓

68
味覚はひとと共有できる感覚ではないんだな、という当たり前のことを意識させていただいた。夜中に読み始めて数十分で読み切ってしまったよ。2019/02/16

チョコ

67
読み途中の本があったのに、また続けて穂村さんを読んでしまった。そして、やっぱり面白い。電車では本当に読んではいけない。大笑いできないのも辛いし、肩を振るわせて座っているのも変な人になってしまうし。今回のツボは、仮名のマギーブイヨン。思い出すだけでニヤニヤ。巻末の本上まなみさんの解説がとても良くて、穂村さんの本業?の短歌も読んでみたくなりました。そして、彼女の文才にもビックリ。エッセイ書いてるの知らなかったので、そちらも読んでみたくなりました。2024/02/17

あきら

64
面白すぎました。 すべて分かる。d-popのくだりなんか自分も好きなだけに特に。 1日って意識して色んなことに着目するだけですごく変わるなあ。2021/03/04

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