ブラックないきもの図鑑 動物たちの知られざるきびしいオキテ

著者名：今泉忠明【監修】

朝日新聞出版（2019/01発売）

• ISBN：9784023317482

内容説明

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いきものたちの ブラック ともいえる厳しいオキテやその生態を紹介。こんなにつらいんです……と動物たちが悩みを告白します。おもしろくて、動物に関するへぇーな知識も身につく。イラストもかわいくて、子どもも大人も楽しめる。プレゼントにも最適。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[☆よいこ]

子供向け動物雑学。自然って厳しい、動物たちのつらい現実を相談形式で紹介する[第1章：「群れ」のオキテが厳しすぎます]モテない奴はモテない。ヤギの方言。無言の圧がきつい[第2章：「家族」が重すぎます]子育て問題。タスマニアデビル知らぬが花の四つ子の秘密[第3章：「日常」が過酷すぎます]ヤスデの毒を利用するキツネザル[第4章：「人間」のみなさん、誤解です]コアラの時差ボケ。マルミミゾウはアフリカゾウの子供じゃないよ。シロサイはwideなサイがwhiteなサイと聞き違え。アシカは犬顔、アザラシは猫顔▽格言がいい

2022/12/21

[ｋｅｉｔｈ]

動物の習性をブラックなものになぞらえて解説した本。動物の世界も厳しいようです。

2019/02/12

[たぬ]

☆5 今月２回目の満点です。猫、熊、ヤドカリなど身近な生きものの意外な生態が楽しく学べます。総ルビだけあって文章は平易。ヤギに方言があること、タスマニアデビルは20～30匹の子を産むが育てるのは4匹だけなこと、ゾウはアフリカゾウとアジアゾウだけじゃないこと。有名人の格言もまた良い。「人と一緒にいるときが最も孤独なときだ。」（キケロ）と「指をさして人を非難する前に、君のその手が汚れていないか確かめてくれ。」（ボブ・マーリー）が好き。

2019/08/25

[遠い日]

動物たちの不可解な習性、生態などの厳しさを「ブラック」と言い換えて、図鑑風に編んだもの。今どきの語り口でさらっと語るが、各動物たちの社会でのルールは、人間から見れば甚だ理不尽なものも多々ある。が、第４章の「「人間」のみなさん、誤解です」では、彼らから見た人間のブラックさに切り込んでいて、いやはや耳が痛い。

2019/03/04

[biba]

動物が一人称で悩みを語るのが面白く、つい本屋さんで購入してしまいました。親子で楽しく読んでいます。動物たちの悩みもいろいろで、大変なんですね。

2020/06/12