実務に効く M&A・組織再編判例精選[固定版面]

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実務に効く M&A・組織再編判例精選[固定版面]

  • 著者名:神田秀樹【共編】/武井一浩【共編】
  • 価格 ¥2,933(本体¥2,667)
  • 有斐閣(2019/02発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 780pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784641215016

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内容説明

実務必携の新シリーズ「実務に効く判例精選」 第一弾!!
M&A・組織再編をめぐる重要論点を実務の視点でピックアップ。どの事実がどのように裁判所の心証形成に結びつくのか,類似事案で求められることは何か。精選した判例・事例から第一線の実務家が詳細に読み解きます。

【新シリーズ「実務に効く判例精選」について】
新シリーズ「実務に効く判例精選」(ジュリスト増刊)は,実務家による,実務家のための,実務に真に役立つ判例解説集です。
判例の理解は学習,研究,実務の別を問わず広く求められるものですが,判例解説集はともすれば学習,研究向けに比重がおかれがちです。そこで,実務向けに,実務に真に役立つ判例解説集を,刊行できないか。この思いのもと,手に取った実務家の方々に「これなら実務に有用だ」と思っていただけるような判例解説集を目指して,ここに本シリーズを創刊いたします。

<シリーズの特長>
・実務に即したシリーズラインナップ
第一弾は『M&A・組織再編』。第二弾以降『コーポレートガバナンス』『労働』『知的財産』『公正取引』『事業再生』等を予定。今後のラインナップにもどうぞご期待ください。

・論点を軸にした判例解説
実務の観点から,真に重要な,あるいは最新の論点をピックアップ。その論点について,精選した重要判例の解説を織り込みながら解説します。

・各事案の「事実」に着目した解説
どの事実が裁判所の心証にどのように効いたのか,どういった間接事実が結論の分かれ目になっているのか,といった分析も行っていただきます。さらにこれを踏まえて実務はどのような対応をしているのかといった実務動向にも踏み込みます。

目次

第1章 M&A契約の解釈
 1 買収監査と表明保証・補償責任(大久保 圭)
 2 M&A契約の重要条項の解釈(金丸和弘)
第2章 M&Aの実施判断
 3 M&A等に関する判断と取締役の善管注意義務(矢嶋雅子)
 4 M&Aの実施に対する債権者・契約関係者等からの提訴(浅妻 敬=行岡睦彦)
 5 対象会社からの資金援助等(赤上博人)
第3章 M&Aの事前差止め
 6 株式の有利発行(山神 理)
 7 新株予約権・新株予約権付社債の有利発行(豊田祐子)
 8 株式の不公正発行(増田健一)
 9 ライツプラン型買収防衛策(武井一浩)
 10 議決権行使禁止の仮処分(石井裕介)
第4章 M&Aの事後的効力否定等
 11 組織再編の無効事由と提訴期間(田中勇気)
 12 振替株式と株主権の行使(仁科秀隆)
 13 濫用的会社分割における残存債権者の保護(郡谷大輔=田中麻理恵)
 14 債務引受広告(髙山崇彦)
 15 労働契約の承継(沢崎敦一)
第5章 M&A契約外での損害賠償請求等
 16 出資者からの出資金返還請求(篠原倫太郎)
 17 有価証券報告書の虚偽記載と損害賠償責任(鬼頭季郎)
第6章 株式買取請求権・価格決定申立て
 18 株式対価型組織再編における株式買取請求権(大井悠紀=石川智也)
 19 スクイーズアウト型組織再編における対価の適正性(阿南 剛)
第7章 その他
 20 株主の情報取得権(荻野敦史)
 21 種類株式と公開買付規制(戸嶋浩二)
 22 公開買付規制の適用(宮下 央)
 23 インサイダー取引規制(辻畑泰伸)
 24 独禁法の企業結合審査およびガンジャンピング規制(中山龍太郎)
 25 税務上の否認(大石篤史)