内容説明
『旅と歴史』の編集長に花巻祭りの取材を命じられ、宮沢賢治が理想郷の意味を込めてイーハトーブと名付けた岩手県花巻市を訪れた浅見光彦だったが、彼の到着後に宮沢賢治ゆかりの地である「イギリス海岸」「さいかち淵」で相次いで二人の男の殺害死体が発見される。しかも被害者の一人は死の直前に「幽霊を見た」と周囲にもらしていた……。浅見光彦、靄の彼方に潜む幽霊の正体を追う! 〈新装版刊行によせて〉新名 新
〈目次〉
プロローグ
第一章 イギリス海岸にて
第二章 花巻祭りの夜
第三章 毒もみの好きな局長さん
第四章 復讐する少女
第五章 銀河鉄道の惨劇
第六章 美しき修羅
エピローグ
自作解説
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
涼
25
http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/08/post-0a735f.html2019/08/04
まさのり
6
コロナ禍で旅行も自粛。浅見光彦シリーズで擬似体験です。今作は岩手花巻。宮沢賢治を絡めながら。結局「行きたい」願望が増しただけでした(笑)2021/06/27
mim
5
宮沢賢治を読みたくなった。2019/06/08
しんた
4
みんな大好き岩手が舞台。宮沢賢治のダークな作品がモチーフ。いじめが取り入れられるあたり時代を感じる。2021/12/05
ふみ
0
浅見光彦のシリーズは読みやすい。 この本を読んで、宮沢賢治の本を読んでみたくなりました。2019/07/28