アオハル・ミステリカ

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アオハル・ミステリカ

  • 著者名:瀬川コウ/くっか
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • PHP研究所(2019/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569788340

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内容説明

ミステリカとは、知的好奇心をくすぐる、極上の謎。僕が愛してやまないものだよ――。となりの教室からのカンニング!? 同じ日、同じ時間に別々の女の子とデート!? 極上の謎=ミステリカを解き明かせ! 天才少年と、天才に勝てない少女の青春(アオハル)小説!! 【あらすじ】中学校入学直後。学力テストの結果が貼り出されたその日、事件は起きた。1位以外とったことがない園崎咲久(そのざきさく)の名前の上に、全教科満点で三良井晴樹(みらいはるき)の名前が刻まれていたのだ。それだけでなく、咲久はとなりのクラスの生徒の答案を盗み見た、カンニングの疑いまでかけられてしまう。真犯人は誰なのか? 咲久の疑いは晴れるのか? ミステリカ=極上の謎を愛する天才、三良井が動き始める。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

うまる

37
【マン読:色の名前2】ミステリカと青春具合が、ちょうど良くて楽しかったです。1話目の謎は結構真剣に考えたんですけどね…。自分の推理力のなさを笑う結果になりました。キャラもしっかりしていて面白いのに、続編出ないのかな。 それにしても、ミステリ界隈の作家さんが書く児童書が増えてきて、大人としても児童書界がアツい!この調子で、ミステリ&ホラーにハマる子を増産してほしいです。2022/09/10

シュンスケ

3
2019年36冊目。 良くも悪くも平均的なジュブナイルといったところ。持ち味が出し切れないのが痛いけど、幅が広がったことを喜ぼう。 ★★★★☆2019/07/09

ふじさん

3
青春ミステリ界の新鋭による初の児童書。著者目当てに手を出してみたが、既に対象年齢から大きく逸脱してしまっている自分でも素直に楽しめる作品だった。その要因は、実際の内容が既刊の作風と変わる物では全くなかったから、だろう。描かれる謎解きこそ仕掛けが単純で易しめに調整されているものの、自意識と他者を巡る青春の葛藤は本作でも健在。それでいて飽くまでも「現役」の十代が手に取る事を前提として、明確なメッセージを、説教臭くなり過ぎず簡潔に言語化している点が好印象だった。ここを入口に多くの類書へ進んで行けそうなのも良い。2019/04/04

あふろ

1
児童書らしい青春と謎。 とても読みやすく、終盤のミライはなんだよお前いいやつじゃん!て。デザートくれるとか…優しすぎるよ…。真面目で頑張り屋の咲久ちゃんもかわいい。いつかミライに勝つ姿が見たいなー。2019/02/15

マロ

0
努力型秀才の少女とスイーツ好きのミステリアスな男子によるライトなミステリー。読みやすくて青春の瑞々しさもあっていいが、やや小市民シリーズに寄せすぎな気もして新鮮味に欠ける。題材はカンニングと同時ダブルデートの2編+締めの計3編。ジュニア向けということもあってトリックはけっこう大味。中学生というよりは高校生っぽい。2024/07/25

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