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内容説明
初めての完全収録となる「水木氏のメルヘン」のほか、青年誌に掲載された異色作品を多数収録する大ボリュームの短編集。同人誌に描き下ろされた「空腹教育」や、新聞掲載の一コマ漫画など、激レア作品も満載! エッセイ風作品から時代劇まで、水木しげるが人生の苦みを描いた、こんなメルヘンは見たことない!? ★解説「飄々たるメルヘン」安彦良和(漫画家)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
たくろうそっくりおじさん・寺
58
久し振りに水木しげるの漫画を読んだ。既読未読渾然だった。表題作『水木氏のメルヘン』は、実話あり諷刺あり現代劇あり時代劇ありの連作短編集。手塚治虫を揶揄した『一番病』もこのシリーズだったとは。水木漫画特有の味(やたらに説明だらけのものやオチが弱いもの、強引に閉めた感じのものも含め)に満ちたものである。楽しく読了。合間に挟まる諷刺1コマは正直下手である。別の巻にあった諷刺4コマも下手だったが、漫画の基本みたいなものと無縁だった人だろうから仕方ない。川端康成の自殺を扱った『屁島』は、これぞ水木諷刺と思う内容。2016/07/29
たまきら
30
全集をのんびり読んでいますが、いや~この巻は好みでした。これから年を取り、こういう風に生きていきたいな…と思うことの多くが水木先生にリンクしている感じ。浅草ギャラリーエフの移築に向けた工事が始まり、移築先の深大寺さまに先日お邪魔したら…アッ水木先生!?色々つながるなあ…!安彦さんの解説はちょっとおかしいけど何が言いたいのかようわからんぞ~。 2022/03/24
ぐうぐう
17
1969年4月から「ビッグコミック」に連載された『水木氏のメルヘン』を収録した全集70巻。メルヘンとは言っても、そこは水木しげるのこと、毒があるもの、風刺が効いているもの、トボけたもの、エロティックなものなどなど、大人のムードたっぷりで楽しませてくれる。何よりも、メルヘンという名の異界があくまで日常と地続きとなっているところが、いかにも水木しげるらしい。2016/06/04
軍縮地球市民shinshin
7
「水木氏のメルヘン」が全話収録されたのは初めてのことらしい。いずれも完成度が高い話が多い。2016/06/06
大臣ぐサン
4
1969~70にビッグコミックで連載された『水木氏のメルヘン』を中心に短篇作品多数収録。メルヘンというタイトルではあるが、貸本時代の改作や自伝作品など、作品の統一性はなく自由度の高い作品となっている。2016/06/05
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