内容説明
猫好き獣医さんの「愛猫バイブル」。
大ヒットした「ありがとう！ わさびちゃん」「俺、つしま」編集チームによる猫本第３弾は、日本猫医学会創設メンバーである女性獣医による「愛猫バイブル」。
著者は日本でも数少ない米国動物行動学臨床専門医の資格を有する気鋭の女性獣医。「サライ．jp」で人気ランキングを独占した「にゃんこサライ」をまとめた一冊。自ら保護猫と暮らす著者が専門の動物（猫）行動学から実用に供したコンテンツで展開します。
「猫のトイレ事情」「ストレス、認知症」「猫によって異なる食べ方に合わせたキャットフード」「おふくろの味」「猫同士の相性」「すりすり行動の謎」「爪とぎする理由」「人語を理解しているか」など約５０のコンテンツに加えて、「愛猫とのコミュニケーションを深め「キャットアジリティー」も紹介。
挿絵は、猫好き読者に大人気の「俺、つしま」のキャラクターが随所に登場。ほっこり、ほろりも随所に散りばめた展開で猫好きの心を捉えます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
39
動物行動学専門医の入交さんが、猫と幸せに暮らす方法を伝授。あ、間違えた。人が、ではなく、猫が幸せに暮らすために人が気を付けるべきポイントを伝授(笑) 猫が読んでいる新聞に乗ったり、パソコンに寝そべるのは飼い主の関心を引きたいから。いろいろ試して一番効果のあがる方法を試してる。いつもと違う行動をするようになったら、まず体の異常を疑い、それがなければストレスなどの心の異常をチェックする。動物の精神科医がいるのを、この本で初めて知りました。実家の猫も突然大きな声で鳴いたりします。理由を見つけてあげなきゃね。2019/02/21
むつこ
26
副題にあるように「猫好き獣医さん」によるご本です。お互いに幸せな時間を過ごせるように気持ちよく暮らしたい。2019/11/19
ちぇしゃ
21
タイトルがいいよね。本当にそう思うもの。猫のことが好きだから、猫を幸せにしたい。これも猫検定の参考図書として読んだ本。動物行動学専門医の著者の自身の猫との暮らしの経験を基に、猫にとって人と暮らす生活の中でのストレスをどう緩和するとよいかなど適切な対応を、人による「よかれ」ではなく、猫の行動学を知る事で「猫にとっての幸せ」を考えていくという内容。猫と暮らしてる人なら、あーあるある！ってなりながら知識が増えていくように構成されてるから、読んでいて楽しい。写真やイラストが少なくても非常にわかりやすいし読みやすい2019/04/12
宇宙猫
18
★★★ 内容は普通だけど、読み易くて分かり易い。おぷうのきょうだいの漫画が良かった。バターが食べたくて冷蔵庫に飛び込んだ小太郎の執念があっぱれ。2021/07/27
みさどん
17
猫飼いならみんな知っていることばかりだった。・・だと思います、・・でしょう、という表現が多いと、説得力を感じられない。困った行動があっても、最終的には専門家に相談を、てな感じで書いてあると、解決にはならない。トイレしつけはできているのに、ある寝床クッションにはオシッコをしてしまう、うちのルカの癖。結局、その寝床は外猫にあげるということにした。2021/07/25
