コルク<br> 歴史作家の城めぐり――戦国の覇権を競った武将たちの夢のあと<特典付電子版>

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コルク
歴史作家の城めぐり――戦国の覇権を競った武将たちの夢のあと<特典付電子版>

  • ISBN:9784833423083

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内容説明

【電子書籍特典11城追加版】
第一級の歴史作家が読み解く、関東甲信の隠れた名城46のガイド

お城ブームを反映して、城に関する書籍が多数出版されている。安土桃山期以降の豪華絢爛な天守閣を擁する城を中心に取り上げた書籍もあれば、戦国期の軍事色が強い古城を扱った書籍まで百花繚乱である。
本書は、気鋭の歴史作家として注目される伊東潤氏が、これまでの多くの作品で舞台としてきた関東甲信の名城を紹介するもの。多くはこの地域の覇権を競った北条氏、武田氏、真田氏、徳川氏にまつわる城である。
単なる名城ガイドや探訪記ではなく、歴史作家である伊東氏が綴る各城にまつわる物語や縄張り(城の基本設計)の解説が本書の特徴。読めば必ず現地を訪れたくなるし、一度行った城でもまた行きたくなる。 特典付電子版は紙の書籍ではお伝えしきれなかった11城を新たに加えました。


この本は、ディープな城ファンや伊東潤ファンはもちろん、これから関東甲信の城めぐりを始めたい方々にもおすすめです。

【目次より】*特典付電子版のみ
序章 城の基礎知識
第1章 東京都(滝山城、石神井城、江戸城、*浄福寺城)
第2章 神奈川県(小田原城、玉縄城、津久井城、三崎城、*石垣山城、*小机城)
第3章 埼玉県(武州松山城、菅谷城、杉山城、*忍城、*岩付城)
第4章 千葉県(国府台城、佐倉城、臼井城、本佐倉城、*関宿城)
第5章 群馬県(岩櫃城、太田金山城、松井田城、沼田城)
第6章 栃木県(唐沢山城、祇園城、宇都宮城、*足利氏館)
第7章 茨城県(逆井城、額田城、小幡城、*石神城)
第8章 山梨県(新府城、躑躅ヶ崎館、岩殿城、*若神子城)
第9章 長野県(高遠城、上田城、大島城、旭山城、*戸石城)
第10章 静岡県(諏訪原城、下田城、興国寺城、丸子城、*田中城)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

岡本

103
山中城を歩いた事から歴史作家となり、600以上の城を巡った経験を持つ著者による関東の城紹介本。関東と周辺の1都9県毎に3,4城づつ紹介している。城に纏わる歴史、城自体の構造の説明、現在の姿などの解説。城巡りの参考となる一冊。2019/03/28

ポチ

55
その城の歴史、役割、構造、縄張りなどが分かり易く丁寧に書かれている。またアクセス方法もあり至れり尽くせりの感がある。行って肌でその城を感じたい。ただ、掲載のイラストで読みながら確認するのが辛かったのが少し残念。2019/01/19

21
横浜銀行関連の機関紙に連載されていた、伊東さんの歴史小説に出てくる東日本の城の戦いや由来を詳しくピックアップ。そこは懐深く、他の作家さんの描いたお城小説にも触れてほしかった。ページが増えると値段が高くなるからと参考図書全部カットじゃなくて、そこは記載しといてほしかった。山中城を築いた間宮康俊が秀吉の小田原攻めによって、山中城で戦死したことに感銘を受けた著者は「自らの作品の中で死ねる唯一の芸術家」として、作家になることを決意。2019/04/14

サケ太

21
満足の内容。関東、各都県三~四程度の城の構造、歴史、特徴・見どころについて書かれている。非常に読みやすく、城の持つ歴史的な重み、それを取り巻く人々の生き様について触れる事が出来る。早速何処かの城に行きたい。駅からのアクセスも書いてあって、痒いところにも手が届く。基本知識とかは本当にありがたい。俺も城の歴史を肌で感じたい。2018/12/16

YONDA

20
「城は良いよね。うん、土の城は良いよね。」を伊東さんが存分に語ります。伊東さんの本にも城がたくさん出てきて、攻城戦の様子をやたら細かく書いていると思っていたので納得です。監修も西股先生なので安心です!あとがきで「非運 山中城」の文庫化準備中との一文を読んで楽しみが増えました。2019/01/23

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