内容説明
ミリタリー要素を含む物語を創作するときに知っていておきたい知識を事典形式でまとめたネタ帳。
現代の軍隊組織や兵器にまつわるトピックなど、ミリタリーにかかせないキーワードを網羅的に解説。
シナリオの魅力を増すためのヒントが満載。
※本書は2012年に刊行した『ゲームシナリオのミリタリー事典』をもとに、以下の改編を加えた新版です。
・第1章を「軍隊・軍人」の章に変更。項目追加。ミリタリーに携わるキャラを創造するために役立つ知識を増量。
・最新の軍事事情に合わせて内容を更新。
・解説イラスト・カットイラストを大増量。イラストレーターには、ヒラタリョウと池田正輝を起用。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yamatoshiuruhashi
40
「シナリオのための」と頭についているが、歴史、特に現代史を読むには知っておいた方が良いと思う。戦記、軍事関係に関しての「基礎知識」だろうと思う。ローマの「重装歩兵」とか軍事用語は我々の世代は普通に出ていたが、今はそんなに軍事用語忌避なのか。そう言えば、自分たちの頃は中学2年生で世界史、日本史の概観、高校でも世界史と日本史は必須だったが、今は高校で世界史だけと聞いた。ところで映画好きの私としては「映画のシナリオ」と思って買ったのだが、筆者の他の著作を見ると「ゲームのシナリオ」らしい。2021/01/16
桔梗屋
6
「ミリタリー」という言葉の指す概念が広過ぎて、どうも自分の中でとっ散らかっているので、いったん交通整理したいなあ、と思い立ちまして。通読してつくづく、自分は現代の戦争について、薄っぺらい知識しか無かったんだなあ、と痛感しました。用語自体は割とよく聞くものがそれなりにあったんだけど、それをきちんと定義から把握していたのか、と思うと、浅学の身に恥じ入るしか無い。今後の仕事の参考に、ということでまずは一通り読んだけど、「事典」としてはこの後、必要に応じて適宜確認していく感じか。まだ次の仕事の概要貰ってないけど。2022/07/19
たかひー
4
★★★ よくあるミリタリー事典系とは若干構成、切り口が異なっていて新鮮であった。内容も初心者向けからそうでないところまで触れられており、新鮮であった。2020/01/06
芙蓉
3
資料用に登録2021/04/17