新潮新書<br> ちょいバカ戦略―意識低い系マーケティングのすすめ―(新潮新書)

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新潮新書
ちょいバカ戦略―意識低い系マーケティングのすすめ―(新潮新書)

  • 著者名:小口覺【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 新潮社(2019/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106107962

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内容説明

お高くとまってちゃモノは売れない。高い意識をアピールし、結果は憤死という製品が数多ある一方、消費者の欲望を直撃して、大ヒットするものもある。この違いは一体何か? これぞ「意識低い系マーケティング」の真髄だ。ヒットした商品、成功した企業に共通する、ちょっと見はおバカでもその実、したたかな戦略とは。視界が一気に開ける逆転のビジネス書。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

33
期待以上に面白かった。 特に第4章「意識低い系マーケティング」と第5章「意識低い系ブランディング」。具体例が豊富でどれも「意識低い系」という主軸から外れず、著者の主張の一貫性を示している。 こういう類の新書は、最初や前半は著者の主張が勢いよく繰り出されるが、後半に進むに従って勢いをなくし最後は尻切れとんぼで終わるというパターンが多い印象なのだが、最後まで面白く読ませる本書はなかなか地の力を備えているなと思った。2019/05/03

hk

23
これは掘り出し物の一冊。「意識高い系」という定義不明ワードの解釈を突破口にして、マーケティングの心得を提案している。「意識が高い」「意識が低い」「意識高い系」「意識低い系」という四象限分析に始まり、「上からの便利」「下からの便利」という便益の峻別、果ては「合理化=怠惰化という等号」「ネガティブな情報が速く拡散される了見」まで知的好奇心をくすぶられる知識が盛り沢山だ。著者は「ドヤ家電」の名付け親だけあって、中見出しや小見出しのネーミングがどれも秀逸。本書はモノを書く側の視点からもすこぶる参考になる一冊だ。2019/04/26

アコ

21
大ヒット商品の背景にある『安い・簡単・便利・親近感』などを〈意識低い系〉としたマーケティング論。意識が高い層をターゲットとしたモノは売れにくい時代なのは納得。しかし、後半の商品羅列+著者(家電ライター)目線のヒット理由が冗長。強引に〈意識低い系〉にしがちでは?と感じるところも。アイリスオーヤマの白物家電、ワークマンのアパレル参入はわかる。しかし、バルミューダトースターやGreenFan、雫型加湿器middleもそっち!?〈意識高い系〉が好きそうだけどその差は?など整理しきれない部分あり。2020/10/26

金城 雅大(きんじょう まさひろ)

19
うん、良い新書。2020/10/16

Gamemaker_K

10
ウチの会社で実践しようとするとあちこちからストップがかかりそうな事例がたくさん紹介されている。内部統制が過ぎると置いていかれるぞ、という危機感だけが募る読後感でした。…人は楽をしたいもの、とあったが、俺は不要な苦労はしたくない、の方が近いな。2019/05/26

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