内容説明
【言葉で覚えて誰でもできる! 『あるあるデザイン』】
本書はデザインでよく使う手法を、豊富な作例とともにワンフレーズで紹介したレイアウトフレーズ集です。写真をうまく使ったレイアウトを組みたい、イラストを活かしたい、文字だけで魅力的なデザインを作りたい……、そんなときにパッと思い出したい、「あるある」なデザイン手法を45個のワンフレーズにまとめました。
例えば、「丸インパクト」で情報を目立つようにしよう! 「さんかく散らす」でおしゃれな雰囲気に! そんな風にフレーズで覚えて活用することができれば、デザインの引き出しも増え、すばやくレイアウトができるようになります。
また、本書に掲載している作例は合計270点。ポスター、広告、ショップカード、装丁など種類も豊富です。それぞれいくつかの手法を組み合わせてつくったものなので、応用デザインの参考として役立つものばかりです。ぜひデザインのお共として、この一冊をお楽しみください。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
39
ポスターやチラシなどのレイアウトデザインパターン集。無理に分類することなく、45のパターンにフレーズをつけて覚えやすくなっており、デザインの引き出しを増やすことができる。そもそもセンスがある人だから、パターンを使ってもよく見える、ともいえるが、それでもセンスがない人や引き出しが少ない人にも役立つ、のかな。デザインをすることはほとんどないが、こういうきれいなデザインのパターン集は見ていて面白い。法則性を見つけ出して再分類したくなるけど、そもそもセンスがないと、という問題はやはり残る。センスって何だろう。2020/05/17
panashe
27
これは楽しい。デザインのセンス全く無いので、えー!そうかー!なるほどー!の繰り返し。「グリッドってかしこそう」「オビを敷くだけ」「まわりの余白最高」ふむふむ。参考になるなーって実際にデザイン画作るわけじゃ無いけどね。2020/04/04
風香
21
図書館雑誌「図書館員のおすすめ本」掲載の一冊。仕事でポスターを作ることが多いので、見やすく目を引くデザインの参考に。レイアウトデザインの良くある手法にフレーズを付けて覚えやすくし、誰でも簡単にデザインができることを目的としているだけあって、とても分かりやすい。頭に入るまでは手元に置いて、困った時にパラパラと捲りたい。2021/08/23
ぽぽんた
18
あるある、あるある、あるある〜!!とにかく共感するからぜひ読んでほしい2020/08/06
なつ
17
題名通りあるあるのデザインを勉強させてもらえる本!多くの情報をどう処理するのか、というよりも余った余白をどうしよう…って時の対処法に強い。インジェクターイーさんにしては少しセンスの輝きが鈍いかな。1/4は建築パースに向いてるなとか、やっぱオビでリズムとグリッドが好きだなとか自分の好みのパターンを気付かせてくれるのが良いですね。ベースが建築だからグラフィックも幾何形態に傾倒しているのがよくわかる笑2019/06/24