すごく科学的:SF映画で最新科学がわかる本

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すごく科学的:SF映画で最新科学がわかる本

  • ISBN:9784794223623

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内容説明

絶滅種再生や人工知能、ブラックホールにゾンビまで。

映画から科学の最前線が見えてくる!
「デロリアン」は理論的に可能?――バック・トゥ・ザ・フューチャー
遺伝子操作で賢いサルは作れる?――猿の惑星
人間の行動を変える病原体が存在する――28日後…
カンフーを脳にインストールする方法はある?――マトリックス
火星旅行が健康に与える影響は?――オデッセイ
絶滅種の再生は原理的には可能――ジュラシック・パーク
……などなど!

初歩からわかるあっぱれな解説で、映画の世界が、現実の科学者の挑戦(と危険な実験!)や、私たちの日常へと結びついていく。
『エイリアン』『猿の惑星』から『インターステラー』『エクス・マキナ』まで、新旧名作SF映画の科学に正面から切り込んだ、笑いも無駄に詳しい知識も満載の一冊。
映画よりも面白い!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

rosetta

27
10本のSF映画からテーマを決めて最新科学の知見を、アメリカンジョークたっぷりに披露してくれる楽しい読み物。『28日後』ではパンデミックからウイルスの話に繋がるがコロナを予想していたかのよう。まあここで出てくる凶悪なウイルスに比べたらコロナなんて話題にするのも馬鹿らしいほど小させえ小いせえ。10本のうち7本観ていたので成績は悪くないと思う笑。『オデッセイ』『ジュラシックパーク』『インターステラー』『猿の惑星』『バックトゥーザフューチャー』『マトリックス』『ガタカ』『エクスマキナ』『エイリアン』2023/03/18

宇宙猫

18
★★ 書いてる時点で最新だったんだろうが、日本で照頃には最新でなくなってる残念な本。題材はおもしろいけど映画の話はこじつけっぽい。2019/04/24

マイケル

13
SF映画の内容が現実になるのかをジョークをまじえて科学的に分析した本。以前読んだ本「ハリウッド映画に学ぶ「死」の科学」の前作。火星旅行、恐竜再現、ブラックホール、サルの進化、タイムマシン、ウィルス、シミュレーション世界、遺伝子操作、AI、地球外生物など。「ガタカ」と「エクス・マキナ」は既に現実に近づいている? 優生学に触れている「ガタカ」は「完全な人間を目指さなくてもよい理由-遺伝子操作とエンハンスメントの倫理(マイケル・J・サンデル著)」にも出ていた。CRISPRのジェニファー・ダウドナにも触れている。2024/11/30

MASA123

10
SF映画の通りに、なるのだろうか?という話。 数人の識者の座談会形式になっているが、意見が一致したり、個性的な意見に拡散したりして、おもしろい。「ジェラシックパーク」では、琥珀の中の昆虫化石からDNAはとりだせないと、いきなり全否定だ。鳥類を遺伝子操作で退化させていくと、古代の恐竜に戻る可能性はあるらしい(途方もない手間がかかる)。 「猿の惑星」では、そもそも、地球のように1種類の生物がその星を支配するようなケースは、極めて珍しいという意見から開始される。まだ見たことのない映画がとても気になってしまった。2025/07/02

ao

7
本書は筆者のリックとマイケルの掛け合いをお供にSF映画の科学要素を解説する。思いのほか真面目に科学について解説していて驚いた。有名な映画を導入にして、最新科学を紹介することがメインの本らしい。登場する映画についても少し解説があるので知らなくても問題なし。2人の皮肉たっぷり仲の良い?やり取りもアクセントになっていて良かった。2022/07/07

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