内容説明
仏教とは最強のメンタルマネジメント術である!
●ふだん時間に追われている人こそ、仏教の考え方やメンタルコントロールの手法が役に立ちます。
●数多くの仏教文献をもとに、「無常」「縁」「慈悲」「中道」などの基本的な考え方を紹介しながら、
「心の苦しみから逃れるには」「感情に飲み込まれないためには」など、
ビジネスパーソンの大きな関心事である「心のマネジメント」を深く堀り下げます。
●本書は2014年9月に当社より刊行した『仏教 心を軽くする智慧』を改題、文庫化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ビイーン
22
現代社会は処理すべき情報量が増している。仕事上でストレスを抱え参ってしまう人も多々いるだろう。本書は実生活のストレスを軽減する処方箋として「仏教」を取り入れることを推奨する。実践してこその仏教。ちなみに私の実践方法は禅寺で座禅をすること。より詳しく知るためのブックガイドは参考にしたい。2020/03/21
大先生
5
仏教的な発想等を日常生活に上手に取り入れましょうという本。仏教そのものの入門書ではありません。齋藤先生によると、「仏教とは自分という存在を感情・理性・身体に三分割して考えるメンタルマネジメント術」。感情に支配されがちな自分を理性と身体を使って上手にコントロールしていくのが本来の仏教ということのようです。決して悪くはないのですが…。やっぱり餅は餅屋ですかね。私はお坊さんやひろさちやさんの仏教本の方が好みです。2020/06/13
サピエンス
5
んー、マインドフルネス恐るべし。自分自身もマインドフルネスに出会ってだいぶ救われた。満員電車が苦でなくなったし。呼吸法は侮れないです2019/12/06
sk
2
理性的であることの重要性がたくさん書かれており、日頃自分がいかに感情的であるかを痛感させられた。今まで接したことのある理性的な人間、ひいては「ブッタ的」な人を見習い、自分を見つめ直すきっかけにしたい。精神を安定させたい人には必ず読んで欲しい本! 以下、個人的名言ベスト3。「相手が誰であれ、そもそも人と自分を比べること自体が虚しい」「怒らないことによって怒りにうち勝て」「自力だけでいかようにもなると考えると、そこに思い上がりが生じ、かえって心が乱れたり周囲と軋轢を生んだりする」2023/11/01
KoHey94
2
以前から仏教の考え方に興味があったため読んだ。普段考えている事が実は仏陀の教えに通じていたことを知って驚いた。経済の成長も停滞して様々な問題が表面化してくるこれからを生きていくためにもこのような本は必要なのかなと感じた。2020/02/29