じっぴコンパクト新書<br> 縄文時代の不思議と謎

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じっぴコンパクト新書
縄文時代の不思議と謎

  • 著者名:山田康弘
  • 価格 ¥970(本体¥882)
  • 実業之日本社(2019/02発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784408338446

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内容説明

縄文人はどこからやってきた? なぜ「縄」の模様にこだわったのか? 老若男女の役割分担は? 食べ物の保存・加工技術は? 竪穴住居の構造は? 日本全国の縄文時代の様子とは? 縄文海進が及ぼした影響は? そしてなぜ人は縄文時代に惹かれるのか…。日々、様々な新説が提唱される、縄文時代の様子。最新の知見に基づいて、当時の暮らしぶりや地形などを掘り下げてみれば、これまで知らなかった、知っていたのと違った、縄文時代の日本の驚くべき実態が見えてくる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

38
学習のレベルにもよるが、学校で縄文時代についての試験があったら、時代全般に関わるコンパクトな参考書として一推しされるだろう。日本列島の生成から、縄文時代を画する各期について、また遺跡の分布や縄文土器・土偶について、疑問に答えると言う形で図解入りで丁寧に説明されている。ことに近年研究が進みつつある縄文人の衣食住、精神生活等についても、最新の学説を踏まえながらの解説があり強く興味を引かれる。この日本列島で、現代にも通じる自然を利用し自然と共にあった人々の生活が、一万年以上も以前からなされていたというのは驚く→2020/12/03

らなん

16
2019年。縄文時代をいろいろな角度から説明してくれていた。Q&Aのような構成だったので、読み易い。意外だったのが、集落の人数で、大きなところでも40人位、普通の所だと15人前後と、思っていたよりかなり少人数だったこと。そして、日常に使っている編んだカゴの目の細かさや、完成された形状を見て、その器用さに驚かされた。2025/05/29

びっぐすとん

15
図書館本。特に目新しいことは書いてなかったが、縄文の入門ガイドとしてはいいかも。思えば人類は何十万年の間、石より硬い道具を持たずに生きてたんだなあ。文字こそないが縄文人は四大文明に先駆けて土器を作った。いち早く煮込み料理を食べてたわけね。湯気の立つモノを食べられたということは体も温まっただろう。木、石、骨等から道具を作るのはどれだけ大変だったろう。少しでもラクをしたいと現在の便利グッズは細分化してるけど、本来人間はもっと単純な道具だけでも生きていけるんだよな。1つしか使い道のない道具で溢れる我が家を反省。2019/11/30

お茶漬け

1
わかりやすくて面白かった。縄文時代は諸説あるのは確かだが、面白い説で説得力がある。2020/05/16

のの

1
何となく縄文時代に最近興味があって、読んでみた。そこまで、ほほーって言うのはなかったけど、大昔、木の実や魚や貝が豊富に取れていた時代に思いを馳せてみた けれど、火山の噴火や、寒気などの天変地異を生き抜くのは大変だったろうな~2019/11/10

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