新潮文庫<br> 鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)

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新潮文庫
鉄路2万7千キロ 世界の「超」長距離列車を乗りつぶす(新潮文庫)

  • 著者名:下川裕治【著】
  • 価格 ¥693(本体¥630)
  • 新潮社(2019/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101315553

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内容説明

こんな酔狂な旅があるだろうか? 日本で夜行列車が廃止される中、世界で何日も走り続ける長距離列車を片っ端から走破してみよう! と旅立ったものの、風呂なしの日々に思いがけないアクシデント続発。インド亜大陸縦断鉄道から、チベット行き中国最長列車、極寒の大地を走るシベリア鉄道、カナダとアメリカ横断鉄道の連続制覇まで、JR全路線より長距離をのべ19車中泊で疾走した鉄道紀行。(解説・田中比呂之)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

サンダーバード@怪しいグルメ探検隊・隊鳥

113
インド、中国、ロシア、カナダ、アメリカ、各国の最長路線列車に乗る旅。最低でも4000km以上、タイトル通りに「超」長距離列車だ。やはり、最初のインドが強烈だ。乗車率250%以上の「寝台列車」、予約して寝台を確保したはずなのに、狭いベッドで3人もの老若男女がひしめき合う。最盛期の山小屋以上の混雑だ。還暦過ぎてこの旅とはお疲れ様です。対する日本の最長路線は東京ー博多間のぞみ号。早くて正確だがなんとも味気ない。ただ、下川氏のルポは街歩きにあると思うので、途中下車無しの旅はやや面白さに欠ける。★★★+2018/09/01

saga

60
宮脇氏以外の鉄道紀行文が読みたくて本書を購入。著者が元祖バックパッカーだったということは管見にして知らず。世界には日本では想像できない長距離列車があった。インドの乗車率は酷い。一つの寝台に2人を寝せるだけではなく、通路にも隙間なく人が寝ている。取材ではなく苦行だ。中国は、服務員の厳しい管理に悩まされるが、チベットへ近づく時の星空列車は体験してみたい。ロシア・シベリア鉄道が、本書の中では鉄道旅を満喫できていた感じだ。カナダ、アメリカは、本書を読むと座席車での旅は厳しいのが分かる。還暦を過ぎた著者、スゴイ!2021/09/23

へくとぱすかる

54
店頭で多数の著書を見ていたが、これが下川さんの初読み。乗り鉄の本とはいえ、海外の長距離列車に乗るのはかなりの冒険。楽な寝台車で行きたくても、編集者から「それは下川さんの旅じゃないでしょ」と言われてしまい、苦痛に満ちた数日間が続く。確かに還暦を過ぎた人がする旅ではないです。本のためとはいえ、お疲れ様です。読者としてはとても読み応えがありました!2018/08/14

まーくん

50
長い表題通り、印、中、露、加、米5ヵ国の長距離鉄道を乗りつぶしている。カナダ(バンクーバー~トロント)、ロシア(定番シベリア鉄道ウラジオ~モスクワ)以外はちょっと予想と違っていた。中国は広州から青蔵鉄道ラサまで。アメリカはシカゴからテキサス・サンアントニオ経由ロスまで。そしてインドは名も初めて聞く北西端アッサムの町から最南端のなんやらという町まで。やはりこのインドの鉄道が著者らしい旅。「12万円で世界を歩く」から30年、下川さんも今や60代。写真ではそれなりのオジ(イ)サンになっていた。よくやりますね。2018/08/02

ホークス

48
五カ国の長距離列車に途中下車せず乗る企画。ロシアのウラジオストク→モスクワ六泊七日が最長。なんだか楽しそうだが実際は辛い。インドではベッド数の何倍も客が押し込まれ、シャワーなしで四泊という過酷さ。寝る時は寝台に逆向きで二人が横になったり、三人で体育座りしたり。床もぎっしりでトイレの時が大変。中国ではチベット問題の難しさを肌で感じる。過酷な自然環境の中で微妙なせめぎ合いが続く。米国では衰退した旅客鉄道が肥満者の足となっていた。62歳でこのキツい旅に挑み、自分の言葉でレポートする著者は筋金入りの旅行作家だ。2019/04/29

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