新潮文庫<br> あやまちは夜にしか起こらないから(新潮文庫)

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新潮文庫
あやまちは夜にしか起こらないから(新潮文庫)

  • 著者名:草凪優【著】
  • 価格 ¥605(本体¥550)
  • 新潮社(2019/01発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784101335445

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内容説明

私の二番目の恋人(セカンダリー)になってください――自由な校風の私立学園の新任教師・佐竹は妖艶な音楽教師・万輝と一夜の関係を持つが、彼女の一言で運命が狂っていく。癒し系の家庭科教師・雪乃の性戯を愉しみながらも、万輝が忘れられない佐竹。やがてその学園にはポリアモリーという性愛が横行することが判明。その渦に巻き込まれていくが、快楽の極みは悲劇の幕開けだった。官能ロマンの衝撃作!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初雪ハロー

122
最高?⤴⤴だった。私も共感できる。 私も性欲が湧いて来ましたけど(笑) 複数の恋人?を持ってみたいなぁ。2018/08/27

じいじ

79
草凪さんの官能ロマン小説は、これが4作目。コロナ禍のモヤモヤ頭をスッキリと気分転換するには恰好でした。今作の舞台は私立女子高校、そこに勤務する教諭たちの愛欲を綴った物語。80歳のジジイには、少々理解不能な性癖シーンもありましたが、適度に飛ばし読みをして無事読了。草凪さんの小説は、性愛に絡めたストーリーの面白さ(今作は、女性の”嫉妬心”がベースに描かれています)がいいので、また読みたくなります。2021/08/27

まさきち

60
ポリアモリーを軸にして巻き起こる渦を描いた恋愛小説といった趣。主人公がこの渦に巻き込まれていくのかと思いきや、思わぬ人が取り込まれていき、最後は当初予想していたのとは異なる形で清く閉じていったのは非常に楽しめました。もちろん草凪さんらしい淫靡な世界も垣間見れて満足の一冊です。2024/01/27

ichi-papa

39
久しぶりにこういう小説が読みたくなって手に取りました。こんなふうに書くのはちょっと恥ずかしいですが(笑)。官能小説といってもピンからキリまでありますが、この作品はいろいろな意味で一級品、「官能小説」にあるべきすべてがあるように思いました。どんなジャンルにおいても「一級品」であるのは難しいですよね。そういう意味で「読むべき作品」であるのかもしれません。2020/12/06

けいこ

34
ポリアモリーを主題にした官能小説。やっぱり男性作家さんが男性を意識して書いてるなぁという感は否めない。まず佐竹先生の魅力がわからない。ポリアモリーについても、教頭夫妻がやってる事って、ポリアモリーの人がする事かなと疑問に思う。もっと相手を尊重しないと、これじゃ教頭夫妻のただの遊びでは?なんて、浅い知識で思ったりした。たくさんあるアノ描写も流石の私も何読んでんだろ?みたいな、ちょっとお腹いっぱいでなかなか進まなかった。とは言え官能よりも恋愛ものといった感のラストはせつなくて、やるせない想いが伝わってきた。2023/07/17

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