角川文庫<br> きまぐれ体験紀行

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角川文庫
きまぐれ体験紀行

  • 著者名:星新一【著者】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • KADOKAWA(2019/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041079225

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内容説明

ソ連旅行中の著者が北杜夫氏とともに体験した恐怖の一夜、「赤い矢号事件」とは?(「ソ連の旅」)メスの類はいっさい使わない外科手術、それがマニラの心霊手術。腕のやっかいな病気に悩む著者は、自分も治療台に乗ってみるが、その結果は?(「東南アジアめぐり」)そのほか、韓国、台湾、香港の、エピソードあふれる旅行記と、10日間の断食トリップまで、好奇心旺盛な作家の眼がとらえた、内的・外的体験記7編を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

91
70年代の旧ソ連や東南アジアへの旅行記です。作家仲間との旅行が多く和気あいあいという感じです。結構楽しい旅行をされていることがよくわかりました。やはり好奇心旺盛な感じがします。北杜夫さんの旅行記も好きなのですが、星さんの方がまじめでよくその国のふしぎなところをみている気がします。最後の「断食へのトリップ」は日本国内のことで10日間の病院へ入院してのことで日記調で書かれています。2022/09/17

ぜんこう

28
勝手な思い込みやけど作家さんってあまり海外に行ってるようなイメージがなかった。 星さんのソ連・東南アジア・韓国・・・そして断食の旅に関するエッセイ。 僕自身、海外旅行はほとんど経験ないから、最後の「断食へのトリップ」が一番興味を持って読んでたのかも。 寝酒と睡眠導入剤(?)を飲み続けてたというのは知らなかった。下手したら中島らもさんや(^^;) 旅行中は原稿を書かないと書いてること自体、原稿執筆を気にしてたのかな(^^)2020/07/16

スプリント

14
星新一氏はショート・ショートだけでなくエッセイや紀行文も面白い。 かなり昔の作品ですが古さを感じさせませんね。2020/07/23

ophiuchi

14
香港、ソウル、バンコクは自分も行ったことがあるが、時代が少しずれている。でも、やっぱり作家は見るところが違うと感じた。2019/03/26

雲をみるひと

13
1970年代後半の旅行、占い、民間治療等の体験記。舞台は日本、アジア各地、旧ソ連等。ただの体験談ではなく作者の鋭い分析が加わっている。星新一の世界観と往時の世相や状況の双方がよくわかる作品。2019/02/26

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