内容説明
朝鮮と台湾では同じ日本統治下にありながらなぜこうも状況が違うのか?
山口大学教授で台湾開南大学客員教授も務める著者が、その歴史的経緯をひも解き解説。
そこには台湾の近代化に勤めた児玉源太郎をはじめとする長州人の働きがあった。
また映画、音楽といったポップカルチャーや現地の生の声も拾い、リアルな台湾人のホンネを伝える。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Haruka Fukuhara
3
長州って独特だなーと。だいぶ前に立ち読みしただけなので感想が雑・・・とりあえず登録。2017/04/26
shun
0
★★★☆☆2020/07/25
Masa
0
台北在住の先輩に頂き、読了。台湾総督府の第2代〜5代総督は皆長州出身。殊に第4代総督の児玉源太郎の8年に渡る統治時代の影響が色濃いと言う。児玉さん、貧乏のドン底からの立身出世の軍人。ドイツのメッケル少佐の薫陶を受け、真のコスモポリタンだった児玉さんの治世のお陰で今の良好な関係があるんですねー。台湾の人々のインタビューも興味深い。中国と断絶すべし、って意見は若い人に多いのね。結構みんなが好きなシンガーとして挙げていたA-Meiこと張恵妹、Youtubeで聴いてみた。とってもイイですね。2019/03/14