内容説明
ストレス社会と言われる現代では「うつ病」は、さらに広がりを見せているようです。この珍しくなくなった「うつ病」を、監修者は心の「骨折」にたとえています。折れなければ治りは早いが、折れてしまうと完治するまでに時間がかかってしまうからです。
うつは単にストレスの強弱だけでなく、なりやすい人となりにくい人がいます。以前は「なまけ病」だと誤解されて、社会的に阻害されていた時代も長くありました。
本書では、人はなぜ「うつ」になるのか、その発症メカニズムと治療法を解き明かします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サラとにきぴょん\( 'ω')/
4
主治医が書いたんだか監修した本。口調が主治医のまんまなので書いたんちゃうか。少し前の本なので研究的な情報が古いかもだけど(薬ももしかしたら)、うつ病ひいては精神疾患の基礎知識としては全力で推薦できる。あと医者選びの仕方も書いてある。それあんまり書いてる本ないと思うし。先生なかなか他の精神科医に喧嘩売っててよろしい。もうちょっと売れろー。
マイアミ
3
★★★★ わかりやすくてうつ病全般について理解が深まる本だった。セロトニン、コルチゾール、アドレナリン、ノルアドレナリン、交感神経、副交感神経それぞれが普段どのように作用し、うつ病になるとそれがどう変化するのか、そして投薬を行うとどのような効果があるのかなどについて詳しく教えてもらえたのは良かった。また、仮説として、うつ病の本体が「受容体が増える」ことというのには非常に興味を引かれた。まだ立証されたわけではないが、これが本当なら、うつ病は心の病ではなく、脳神経の機能障害と証明されることになる。2020/11/15
イチゴタルト
0
うつについて知ることが大事なのかな。相手と自分では頑張れるレベルは違う。自分基準で考えてはダメ2017/08/13
あっき
0
お薬の話しは難しくてわからなかったけれど、病気の進行状況にあわせた記載がわかりやすかったです2012/02/05




