内容説明
格差社会と言われて久しい今日、稀代の政治家・田中角栄の再評価が始まっている。2005年4月に行われた読売新聞の世論調査「戦後60年間で日本の発展に功績のあった人物」では、第1位・田中角栄、第2位・吉田茂、第3位・佐藤栄作となっている。金権政治の権現、目白の闇将軍などと呼ばれ、不遇のうちに逝った田中角栄とは、何者だったのか? 田中角栄は、本当に巷間言われるように巨悪だったのか? そして、政治家・角栄が目指した日本の姿とは、どのようなものだったのか? いまや伝説と化した田中角栄の栄光と挫折の生涯を番記者として身近に接してきた著者が、余すところなく生き生きと描く。番記者ならではの息づかいと秘話の数々。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たこ焼き
1
苦労した母親のことを考えれば、どんな苦労も我慢出来る、という哲学が角栄を支えた。必要経費の定義は幅広くする。状況が変わればいくらでも反故にされうる空手形は信用してはならない。女はカネを無心せず、ばかにされると敵になり、一度この男と決めればてこでも動かない。相手の強弱はそいつの周りに女がどれだけ集まっているかできめよ。真実であっても、それを言うタイミングと場所は考えなければならない。(相手が2016/04/10
DataLame
0
田中角栄の歩みが分かりやすく表現されていた。 2024/10/12
-
- 電子書籍
- ゴッドシステム~終末の救世主~【タテヨ…