内容説明
インド洋に浮かぶ島マダガスカル。近年観光としても脚光を浴びるこの島のおいたちから気候、民族、言語、宗教、歴史、ワオキツネザルやバオバブの木などの動植物の生態、人々の生活・病気・葬儀までその魅力のすべてまとめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kirinsantoasobo
17
図書館本。NHKの番組を観て、キツネザルの種がこの島にしか生息していないことを知り読んでみました。いくつかの諸島を含め、動植物が多く生息する島ですが、民族集団も共に生活していることもあり、絶滅した生きものや自然の破壊も進んでいるそうで、共存の難しさを感じます。ドードーもこの諸島にいたそうで、生きている姿を見てみたかったです。キツネザルといえば、やっばりワオキツネザルでしょうか。長いシマシマのシッポとくりくりの目が愛らしいです。気候の変化も心配ですが、自然豊かな島で本来の姿を見続けていけることを願います。2026/02/25
印度 洋一郎
2
著者はキツネザルの研究家で、記述の半分以上はキツネザル関連とマダガスカルの地勢、環境についてのこと。その周辺事項ということで、民族について細かく書かれているが、ざっくりというと、メリナ人を中心とする高地民族が支配階層で、沿岸部に住むサカラヴァ人その他の民族が被支配階層という社会階層を伝統的に形成している。これにはメリナ人が中央高地から周辺を征服していった、という歴史的背景があるらしい。遺伝子解析をすると、マダガスカル人は南太平洋の民族と南東アフリカの民族との類似性が強いが、地域的にかなり差異があるという。2022/09/13
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