内容説明
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手塚マンガに出てくる未来は明るいものばかりではない。むしろ、未来の戦争や人類の終末を描いたもののほうが多いくらいだ。代表作である「鉄腕アトム」の中でも、手塚は人間とロボットが共存するユートピアだけを描こうとしたわけではなく、人間の奴隷として働かされていたロボットが人間に対して反乱を起こすストーリーや、反対にロボットに人間が支配される世の中を描かれている。生誕90周年となる手塚マンガを通して、未来を再検証する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げんさん
1
、若い頃手塚治虫漫画全集はすべて読んだ事があるけど、結構忘れているものもあるものですね。2023/06/09
千代
0
KU。『黒手塚』…ダークな作風?の作品を章ごとに紹介してある。今まで深く考えて読んだことがなかったなと思う。「第8章 お化けと妖怪たちがいる場所」がなんか好き。あらすじを読んで、興味をひかれた未読作品を探して読みたくなる。2021/09/07
10538jeff
0
「「これだけは断じて殺されても翻せない主義がある。それは戦争はご免だということだ」(「文藝春秋」一九八二年一月号)」(p.222)2019/08/20
azu3
0
手塚マンガを、テーマに沿って紹介し、粗筋を書いただけの本。子どもの頃から手塚マンガに親しんできた世代なら、未読本を知って読もうと思うかもしれないが。現代のマンガに慣れた若い人たちには全く響かないと思う、残念ながら……。2019/01/07
guanben
0
やはり手塚治虫を偉大だ。重く、苦しく、悲惨な題材でもエンタメに変えてしまう。その発想力、構想力を超える漫画家は出てこないだろう。全集を読破してみたい。2018/11/24