内容説明
陥りがちな考え方の「間違い」を明らかにし、「思いやり」で解決へと導く ―ダライ・ラマの実践的教え。
人に優しくすると、心に幸せが訪れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
父さん坊や
6
うん、別な観点で読み直したが、要は存在とは波打ち際の波の一つ一つのようなもの、な訳だ。確かに「ある」が儚いものだ。波という実体があるわけでない。波で海水飲んじゃった、「からいじゃないかー」と波に向かって怒っても意味ないわけだ。2018/10/07
父さん坊や
3
やっぱダライラマは偉いなぁ。少しはわたしもまともな人間にならないと。ちゃんと日々暮らそう。2018/09/15
ジュリ
2
怒りや憎しみは苦しさをもたらすけれど、愛や思いやりは幸せや平和をもたらす。自分を抑えて相手を思いやりましょうというニュアンスを受けたけれど、自分を犠牲にしてまで他者に尽くしても幸せにはなれないと思う。自分を大切にしつつ、他者を思いやればよいのではないかな。2018/06/21
Takashi Yorimoto
0
世界を変えるのは、思いやる心だと言い、心を育てる方法を書いた本。怒りはいかなる時もなんの役にも立たないこと。自分のニーズより人のニーズを第一に考えることが賢い利己主義の方法だと言うこと。人は皆私とおなじように幸せを願い、苦しみを願わないこと。等々とても良い本だった。ダライラマ法王の本は難しいのもあるけど、優しさがあふれてて良いなあ。
Hideki Maeda
0
社会の全ての人がこの考え方にならえば今とは逆のもっと優しい世の中になるんだと思う。昔の私も利己主義でした。私が私がと自分さえ良ければいいと生活していました。病気になり人に優しく助けられてからは周りに感謝できるようになりました。その根源はやはり思いやりでもある利他主義にあるのでしょう。怒りを抑えて他人に優しくある、ただそれだけなのです。まだまだですが生きる上での大事な教訓を得たように思います。2020/07/07