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内容説明
ベストセラー『キリンビール高知支店の奇跡』の著者と日本屈指の東洋思想家との対話――。あなたの営業観が180度変わる、かつてない営業指南書。営業という仕事は、悩みも苦しみも多い。「よくも平気で、こんな達成できそうもないノルマを押しつけてくるな」「なんで、こんなものを売らなければならないのか」「どうして、お客様に、ここまで酷いことをいわれなければならないのか」……。しかし、日々の仕事を「一つひとつ丁寧に、心を込めて」進めていき、営業の基本の仕事力を高めていくことで、営業にたずさわる人は「悟り」ともいうべき、驚くような人間的成長と、素晴らしい幸福とを手に入れることさえできるのだ。ベストセラー『キリンビール高知支店の奇跡』の著者が語る豊富な現場の実践事例を、日本屈指の東洋思想家が古典の智恵を交えてわかりやすく読み解き、人生をかけて歩むべき道を示す、驚愕の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のぼる
17
「キリンビール高知支店の奇跡」の著者と、東洋思想研究家との対談。 そもそもの著作を読んでいないので、実践したことについては、大まかに知ることになった。それでも、参考になることが多くあった。2019/01/22
maimai
9
営業は自社の製品やサービスを相手に売ることが大切なのではなく、相手の立場になって考える共感性が大切であると書かれています。この共感性に関してはなぜという論理性が大切であり、共感には論理が大切であると書かれています。数字を追い求めるのではなく相手への思いやりと共感性を持って取り組む姿勢こそが人間を成長させてくれるものであると言います。お客様からクレームを言われた際にもなぜと考えることにより相手への理解が深まり和解につながるのだと解かれています。仕事はどれもが辛いと言われますがそれをどう楽しむかが重要なのかな2020/09/09
tetsubun1000mg
6
キリンビールが東海地区でシェアを伸ばしていることは知っていましたので、なぜなのか気になっていました。 この方がアサヒスーパードライの圧勝を反転させていった中心人物だったようです。 営業としての基本に返り、「多くのお客様を訪問する」 「お客様に喜んでもらう」ことを実践し続けて高知の市場を変えていき、そのやり方を四国、東海地区、営業本部長として全国のキリンに拡げていった。 営業部門では数字ばかりを追いかける企業がほとんどだと思いますが、本当に大切なのは「お客様の満足」にある事を教えてくれる一冊でした。 2019/02/05