人工知能~その到達点と未来~

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人工知能~その到達点と未来~

  • ISBN:9784093886222

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内容説明

わが国トップランナー研究陣が贈る入門書。

人工知能(AI)の発展が人類社会にもたらす変化とは何か――。1960年代、80年代に次いで、現在は3度目の人工知能ブームといわれています。そんな中、日本の第一線のAI研究者らが、仮説や空想ではないAIの真実と、私たちの近未来の暮らしを綴りました。「AIが人類を凌駕するシンギュラリティはやってくるのか?」、「AIの進化によってなくなる仕事、残る仕事とは?」、「AIで医療分野はどう変わる?」。そんな期待や不安、疑問に答える22テーマの書き下ろし記事を掲載。さらに、図解の「ビジュアル」ページや「小事典」で深い理解が得られる、新時代のAI入門書です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nbhd

15
最近関心を持っている「環境との相互作用系AI」の系譜がまとめられているのが、わかりやすくてよかった。整理しておくと→①ユクスキュルの「環世界」論。②ギブソンの「アフォーダンス」。③マトゥラーナらの「オートポイエーシス」。そんなバックグラウンドがあって、④ブルックスの「サブサンプション・アーキテクチャ」がある。知能は、認識→推論→行動といった直列システムではなく、認識&推論&行動というように並列システムになっているというのも、よく理解できたよ。2024/03/18

オッティ

2
ソサエティ5.0はすぐに終わるかもしれない。ソサエティ6.0がすぐに到達するかもしれないからだ。また、これからは規模の経済性が効きにくくなってくるかもしれない。日本の渋滞による経済損失が12兆円もあるなんてビックリ。2020/02/01

tk70

1
人工知能の大学生向けの教科書的な本。日本の超一流の研究者が書いているので内容は確かだが、一般向けではないか。2019/03/22

Hiroki Nishizumi

1
分かりやすい解説本2019/03/08

Masaru Kamata

1
人工知能専門の研究家たちが分担して各章を書いている。中心の中島氏はエキスパートシステムが隆盛だった第二次人工知能ブームの頃からの方のようで、現代の深層学習とエキスパートシステムを組み合わせた方向への発展を期待しているようだ。深層学習モデルで暗黙知を定量化・概念化し、エキスパートシステムによって推論するということ。各章とも啓蒙的な内容で数学的・実装的な解説はないので、巷に溢れる人工知能トンデモ本に似た内容にならざるを得ないのが苦しいところ。特に後半の、人工知能が社会に及ぼす影響についての各章は退屈だった。2018/12/16

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