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内容説明
あなたは凡人? 秀才? それとも天才?
公開瞬く間に30万pvを超えた人気ブログ
「凡人が、天才を殺すことがある理由。」が、
物語となって書籍化!
◎世の中には「天才」と「秀才」と「凡人」がいる。三者の間にはコミュニケーションの断絶がある。凡人は天才を理解できず、排斥する。秀才は天才に憧憬と嫉妬心を持つが、天才は秀才にそもそも関心がない。秀才は凡人を見下し、凡人は秀才を天才と勘違いしている。――18年3月16日にネットに配信された「凡人が、天才を殺すことがある理由。――どう社会から「天才」を守るか」と題されたコラムがバズ(BUZZ)った。
◎ビジネスコラムとしては、異例の30万PV、フェイスブックのシェアは2万4000に達した。またビジネス向けネットメディアであるNewsPicksに転載されると、その反響(コメント)は2200に及んだ。
さらに、このコラムの反響を取り上げた2回目のコラム「天才を殺すのは、実は「秀才」ではないのか?等への回答10選」も、フェイスブックのシェアだけで5000を超え、「天才・秀才・凡人」を巡るネット上の議論はなお続いている。
◎本書はこのコラムをストーリーにし、書籍化する。
◎「天才、秀才、凡人の評価軸の違い」「経営におけるアートとサイエンス」「イノベーションと飽き」「それぞれの人の中にいる天才、秀才、凡人」などの議論を展開していく。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
173
天才、秀才、凡人の説明が妙に納得してしまい衝撃だった。自身は明らかに「凡人」なのだが、知らないうちに「天才」を殺してたのかなぁと思うと、ちょっと怖くなった。目指すは「共感の神」!!2020/06/17
R
143
刺激的なタイトルだけども、突き詰めるとそういうことかと納得の一冊でした。凡人が、天才を支えることによってイノベーションが起こるということを前提とまでは言わないけども、天才を社会に適合させるためのひとつの例としてあげていました。ここまで単純ではないけども、人間はいくつかのパターンに別れて、それらが、また事業やプロジェクトのあるタイミングで欲せられる、いつも天才がもてはやされるわけではない世の中で、それでもなお、天才が天才でいるためにどうするか、色々と考えさせられました。2019/04/24
ひこうき雲
110
天才と秀才、凡才は全て自分の中にいる。「天才」が思いついたアイデアを社会的な基準やロジックで「良いか悪いか」を判断するのが秀才。そして最後に「恥ずかしい」とか「周りからどう思われるか」と感情で判断する。結果、やっぱりやめとこうと凡人が出てきてしまう。 テーマとは違うと思うが、響いた言葉─「お祭りはなぜ楽しいか」「参加性と余韻である」2020/08/16
MI
109
公開すぐ30万PVを超えた話題のブログ「凡人が、天才を殺すことがある理由」を書籍化したもの。 天才、秀才、凡人の役割と天才が凡人に殺される理由について物語で綴られている。天才には創造性があるが、共感性や再現性がない。天才を活かすには、若い才能のある人と根回しおじさんが必要という部分に強く共感。秀才は数字に強く、理論や法律を武器に天才を潰そうとする。凡人でも人間関係を円滑にできる「共感の神」がいて、天才のやっていることを面白がり、支える人がいる。凡人でもその人なりの武器を手に入れると戦える勇気をもらった。2023/09/16
Kentaro
97
凡人がその気になれば天才を殺すことはきわめて簡単だ。AirbnbやUber、iMac。革新的なサービスが一番最初に生まれたときは、常に凡人によって殺されそうになることがほとんどだ。それは、凡人は成果を出す前の天才を理解できないからだ。凡人には武器がある。天才を殺すことができるナイフを持っている。そのナイフの名は多数決だ。実はこれ、大企業でイノベーションが起きない理由と同じなのだ。大企業でイノベーションが起きない理由は、天才や創造性は既存のKPIでは測れないのに、三つの軸を一つのKPIで測ろうとするからだ。2019/03/22