講談社文庫<br> 雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

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講談社文庫
雨色の仔羊 警視庁殺人分析班

  • 著者名:麻見和史【著】
  • 価格 ¥858(本体¥780)
  • 講談社(2019/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065145944

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内容説明

事切れた被害者の最期のメッセージは、タオルに血液で書かれた「SOS」だった。捜査線上に浮かんだ、幼さの残る無口な少年とは。殺人分析班シリーズ第8作! 講談社文庫「警視庁殺人分析班」シリーズは、講談社ノベルス「警視庁捜査一課十一係」シリーズと同一シリーズです。文庫化の際、改題しました。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

absinthe

182
事件は凄惨だけど、刑事は紳士ばかりであるのが本シリーズだが、あの嫌味な公安が再登場。警察モノより本格推理に近いポジションを取るため、手柄に野心をギラつかせるライバル刑事など、余計な要素は極力省いたのだろう。二つ以上の事件が絡まって、仕掛けがどんどん複雑化しており、これからどうなってしまうのか心配していたシリーズだったが、今回は『石の繭』の頃に回帰したのか事件がシンプルになった。よかった。そして面白かった。2021/03/01

ケイ

97
子供の語りから入るのだが、他の出来事と比しての時系列がわからず感じる焦り。子供に会えてからもこの子を解きほぐすのにかかる時間と手間。ようやく…と思った頃に、いつもながらの女性警察官のポカ。殺人分析班シリーズでは、塔子以外の女性が今一つなのが毎回ひっかかるところだな。チームの面々の素顔が徐々に見えてきて、ますます次の巻に手をのばすのがやめられなくなっているのに、シリーズの残りが少なくさみしい。科捜研と鷹野と塔子の関係は、毎回ツボとなってきた。2024/05/18

あっちゃん

70
今回は9歳の子供が事件の鍵を握る!そういえば今まで子供あんまり出てなかったからなぁ…そしてまたもや公安がチラチラ(笑)公安キャラってどうしてこう嫌な奴なんでしょう?( ̄ー ̄)2024/02/15

ナミのママ

66
【刑事・探偵週間@月イチ】警視庁殺人分析官シリーズ第8弾。文庫で揃えている如月塔子シリーズです。今回も個性豊かなメンバーと、猟奇的殺人、謎解きと大満足の一気読みでした。事件の鍵を握る9歳の少年と、塔子さんのやりとりから目が離せず。次作も早く読みたーい、でも文庫化まで我慢します!2019/02/21

Kーazuki

60
如月塔子シリーズ8弾目ともなるとパターンが見えてくる。それでも面白いから読んでしまう。今回も猟奇的な手口で殺人が行われるが、今回は小学生の男の子が鍵となる。犯人に捕まっていた男の子は心を開かず、警察もヤキモキしながら話が進むが、流石は塔子。少しずつ子どもと共感をしながら事件解決まで進む。後半で、犯人に捕まってしまうが、、、今回も公安が絡んでいて、今後の展開が気になるところだ。(過去の事件とも繋がっているのかな) 2025/05/03

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