内容説明
海が気象に影響を与えていることが少しずつわかってきました。
南米沿岸の海面水温がいつもより高くなるエルニーニョは、日本に冷夏や暖冬をもたらすと考えられています。日本近海に目をうつしても、台風や梅雨前線の発達には海の存在が大きなカギを握っていますし、東京湾のような小さな海も内陸部の気象を左右します。このように海と気象は切っても切れない関係です。最前線で活躍する研究者たちが、海と気象の関係について迫ります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雲をみるひと
35
海洋関係の研究を紹介した本。高校生などの若者が研究に興味を持つための書というコンセプトのようで、研究の詳細に入らず概要を紹介する形式。オムニバスなので章毎で内容にも表現にも章ごとの濃淡はあるが、全体的には兄弟書の気象編より丁寧で一般にもわかりやすい章が多かった印象。2021/12/08
takao
2
ふむ2022/06/28
こばこ
0
ようやく読了。大気海洋結合と言われ始めてからは久しいけれども、分野と領域の大きさのせいか、ホットになり切るには時間がかかり、ここからホットになっていくところに、どういうところがホットなのかを丁寧に解説した本。解説者がホットスポットに居る人なのでその話が面白い。個人的には、いろんな観測で何ができるかも楽しかったのだけど、その観測の苦労話がさらに面白かったというか、大変だなぁと思ったというかで…。そしてその観測話の最後を〆る吉岡姐さんがさすが。さすがです姐さん。2017/03/03
ともろひ
0
専門分野のくせに知らないことだらけなんだよな2016/06/16
星辺気楽
0
海の重要性を改めて確認。2021/07/30
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