内容説明
化学は日本のお家芸といえます。ノーベル賞(日本人18名)のなかでも化学賞は最多の7名を数え、産業としても、化学工業は自動車と並び、世界のトップを走っています。「化学のチカラ」は日本にとって非常に重要なものであるにも関わらず、多くの人は化学の重要性や、しくみなどを理解しないまま社会人になっています。本書は、産業との関わりを意識しながら「化学の基本部分」をわかりやすく解説することで、学びなおす大人が化学のすごさ・楽しさを味わえる実践的な入門書です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ようへい
7
会社前の雪かきをしていた時、上司から「砂糖も融雪剤になるのか」ときかれた。咄嗟の事にフリーズし、答えられなかった。この本を読んでいたにも関わらず、だ。塩も砂糖も凝固点降下により氷の融点は0℃より低くなる。ただ、同量の塩と砂糖であればモル濃度の高い塩の方が融点は低くなり、氷は溶けやすい。道民が呪文のように口にする「塩カル」こと塩化カルシウムは水に溶けるとCaイオン1個とClイオン2個に分離するので、塩よりも融点が低くなる。と、したり顔で答える機会はもう二度とやってこないだろう。脳に拡張メモリをぶっ差したい。2022/01/14
ニノミン
2
面白かったですが、正直難しいところも沢山ありました。もっとちゃんと学生の頃に化学の勉強をしておけば良かったと思いました。2014/01/05
ta
1
化学の一般的知識が詰め込んであり、面白かったです。ただもう少し深い難しい所まで教えてくれるともっとありがたかった。 入門書と書いてあったので、趣旨に合ってる本だとは思いました。2018/03/28
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