創元推理文庫<br> 禁忌

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創元推理文庫
禁忌

  • ISBN:9784488186050

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内容説明

ドイツ名家の御曹司ゼバスティアンは、文字のひとつひとつに色を感じる共感覚の持ち主だった。ベルリンにアトリエを構え写真家として大成功をおさめるが、ある日、若い女性の誘拐・殺人容疑で緊急逮捕されてしまう。取り調べの際、捜査官に強要されて殺害を自供したゼバスティアンを弁護するため、ベテラン刑事弁護士ビーグラーが法廷に立つことになった。緊迫感に満ち満ちた裁判の行方と、あらゆる者の想像を絶する驚愕の真相とは。『犯罪』で2012年本屋大賞翻訳小説部門第一位に輝いた著者が「罪とは何か」を真摯に問いかけた恐るべき問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hanchyan@飄々 

32
♪ちょっとだけよ〜ん♡あんたも好きネ♡ というわけで「禁忌」。ものすごく面白かった。賛否あるらしいが、掛け値なしの傑作『小説』であるように個人的には思う。今年のベストはコレかなあ。2020/10/31

マリリン

32
緑・赤・青・白からなる目次。目次の前の短い序章も本書への興味をそそられる。(緑)幼少期に父の不可解な死を体験した写真家として成功したセバスティアン・フォン・エッシュブルグ。ローマでの展覧会開催。淡々と書かれた文字から不穏な空気を感じるが、PR会社社長ソフィアとの不可解な会話から、場面が変わる。(赤)...殺人を自供し...。(青)弁護を引き受けたピーグラー、そして(白)。セバスティアンの精神状態や心理・弁護士ピーグラーと検察官ランダヴ・捜査担当刑事とのやりとに惹きつけられつつ読んだ。⇒続く2019/04/24

冴子

19
今回シーラッハの長編でした。被告の興味深い半生はイキイキと語られますが、正直結論が理解できませんでした。弁護士の法廷での拷問に関する言及が凄く面白かっただけに、ラストが解らないのは致命的でした。誰か説明してください(/≧◇≦\) 2020/08/13

Masa

15
読了。既読と同様に薄いけれど、相変わらず読ませる。ただ正直、今回はよくわからなかったなぁ、と。物語として純粋に面白かったのですが、既読作品と比べてなんかこう、ぐっと来るものを感じられなかった。まだまだ読書の経験値不足か。2019/01/21

Roko

12
この物語は「緑・赤・青・白」の4つの章で構成されており「緑」では主人公のゼバスティアンの生い立ちが語られます。「赤」以降はがらっと場面が変わり、セバスチィアンは被告人となっています。彼の弁護人となったビーグラー氏がとにかく個性的なのです。癇癪持ちで嫌なものは嫌、でも弁護士としては非常に優秀で「罪とは何か」についてジワジワと攻めていきます。いかにもシーラッハな世界が広がるこの作品。不思議な緊張感が心地よかったです。2020/03/23

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