角川ebook nf<br> 青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開(角川ebook nf)

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角川ebook nf
青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開(角川ebook nf)

  • 著者名:郷原信郎【著者】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • KADOKAWA(2019/01発売)
  • ポイント 11pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784041058138

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内容説明

日本最年少市長(当時)を襲った身に覚えのない浄水プラント収賄疑惑。なぜ何ら証拠も出てこないのに、二審では逆転有罪判決が下されたのか? 藤井浩人美濃加茂市長とともに検察の闇と闘った弁護士の記録
※本書は2017年12月8日に配信を開始した単行本「青年市長は“司法の闇”と闘った 美濃加茂市長事件における驚愕の展開」をレーベル変更した作品です。(内容に変更はありませんのでご注意ください)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おかむら

31
ニュースでちょこちょこ見てた収賄疑惑事件の経緯が知れます。国家権力恐ろしいわ。現役市長の収賄を立件という手柄に飛びついた検察。でも金額が30万ぽっちなのね…。あと賄賂を贈った人物のまあ怪しげなことと言ったら! でもこの本残念なとこは、ルポライターじゃなくて主任弁護士が書いてるのでなんというか一方的ではあるよね。そして文章が固い。法律の専門用語が多すぎて読むのに難儀。2018/02/28

hk

25
さる6月1日に日本でも「司法取引制度」が施行された。いみじくも本書の問いかけの一つは「表向きは禁じられている司法取引と、被告人が検察側や裁判所の心証をよくする行為、両者の垣根はいったいどこにあるのだろうか?」というもの。 これまでも水面下で司法取引があったのでは、と疑われている案件は枚挙に暇がない。だがこれからは「司法取引」が法律の担保を得て堂々と行われる。 それが果たして司法による裁きを公明正大なものとするのか?それともさらなる冤罪の苗床となるのか? 本書を読みながらそうした問いが脳裏をよぎっていた。 2018/06/16

ふぇるけん

14
岐阜県美濃加茂市の青年市長に降りかかった30万円の収賄疑惑。身の潔白を主張して闘い一審無罪を勝ち取ったものの控訴審で有罪となり、さらに本書の出版直後に上告棄却により有罪確定、辞職に追い込まれた。弁護人当事者による著書という偏りを考慮しても、明らかに冤罪としか思えない。そして一番の被害者は有能なリーダーを失った美濃加茂市民だろう。日本の司法の未来が暗く感じた一冊。2018/03/07

chinayo

5
警察と検察の結託を覆すことが、このような冤罪事件を通して難しい事をよく示されている。詐欺師の中森を利用して前市長をそこまで追い詰めていく理由は何なのか。今月再控訴したので、今後のいく末を見守りたい。2021/12/12

トト

5
美濃加茂市長収賄容疑の裁判に関する一部始終を、担当弁護士が纏めたもの。最高裁の結論前の出版であり、結論を知った上で読むとやり切れない気持ちになります。 警察、検察、司法についての問題は他の事件でも指摘されていますが、この内容が事実ならば、国家の品位に関わる問題に思えます。 有罪率99.9%と言われますが、冤罪率は何%なのだろうかと考えてしまいます。2018/05/03

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