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内容説明
並外れたイノベーターに共通する資質は何か? どうすればイノベーションのスイッチが入るのか? 私たちにもマネできるのか? 世界トップレベルの研究者がイノベーションの謎を解き明かす――。
偉大なイノベーターの生涯を詳しく調べてみると、彼らには特別な能力、性格、回復力、動機があり、時期や場所、人的ネットワークを巧みに利用していたことがわかる。
同時に、私たちが異端的な発想や創造力を育み、アイデアを実現するためにはどうすればいいのかもわかる。つまり、イノベーターがなぜ特別なのかを理解すると、私たちの内にある
イノベーションの可能性を育む方法がおのずと明らかになる。私たちにもできることはたくさんあるのだ。(本書より)
[イノベーションの可能性を育てるポイント]
・規範やパラダイムを疑問視する
・ひとりになる時間をつくる
・自己効力感(目標を必ず達成できるという自信)を高める
・壮大な夢を抱く
・フロー(プロセスを楽しめる仕事)を見つける
・知的・技術的資源にアクセスできる機会を増やす
「イノベーターが見ている景色を見せてくれた」(楠木 建 一橋ビジネススクール教授)
「科学の目をとおしてイノベーターの人物像を緻密に分析し、成功の法則を明らかにした」(『機械との競争』著者、エリック・ブリニョルフソンMIT教授)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
koji
12
「イノベーターの条件」とは何か。著者は、これを8人の天才の言動の軌跡から共通点をカテゴリー化していく手法で提示します。当然ながら、8人の成功は深い影の反動の面があり、それは一般人の経験値に置き換えられません。その中で本書の視点の卓越さは、①組織が画一的な意思決定プロセスを改め、個の多様性を承認するシステムを取り入れること、②社会で共有するリソースへのアクセスを容易にし知的共有の場を作ることを提唱している点です。個人は、その中で変革力を磨いていけば、未來のイノベーションに期待が持てるというものです。納得2019/11/03
takao
3
・ひとりになる時間をつくる ・自己効力感を高める 成功体験 ・壮大な夢を抱く ・フローを見つける 日報を出させ、従業員満足度を高める。 ・知的・技術的リソースにアクセスできる機会を増やす 2019/03/05
ゆう
2
びっしりと文字で埋め尽くされていて、読むのがしんどく流し読み…2020/10/04
Kumiko Fukasawa
0
「言わずもがなかもしれないが、イノベーターの偉大な成功は、彼らが壮大な問題に取り組んだからなしえたものである。それだけでなく、彼らがその問題に途方もない熱意と粘り強さで立ち向かったことも忘れてはならない。たいていは家族や友人、自分の健康を顧みず、おびただしい時間はたらいた。」 規範やパラダイムを疑問視する ひとりになる時間を作る 自己効力感を高める 壮大な夢を抱く フローを見つける 知的・技術的リソースにアクセスできる機会を増やす2021/02/20
yuri9976
0
誰でも知っている8人のイノベーターに焦点をあてて深掘りする着想が良かった。2020/09/06