許せないを許してみる 籠池のおかん「300日」本音獄中記

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許せないを許してみる 籠池のおかん「300日」本音獄中記

  • 著者名:籠池諄子【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 双葉社(2018/12発売)
  • ポイント 12pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575314014

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内容説明

2017年2月、国有地払い下げ報道に端を発し、日本中の注目を集めた森友学園事件。その渦中にいた籠池泰典・諄子夫妻は、同年7月、大阪地検特捜部により逮捕され、2018年5月に保釈が認められるまで大阪拘置所で300日を超える異常な長期拘留を強いられた。拘留中、諄子氏は毎日溢れ出る自らの思いを手紙に書き、担当弁護士に送り続けた。その数、400通以上。検事の苛烈な取り調べ、看守によるいじめ、孤独な独房生活を記す一方、昭恵夫人との交流、稲田朋美議員など政治家との関係、自らの生い立ち、夫への愛、愛する息子の死など、これまでの人生を包み隠さず記している。本書はそれらの中から抜粋し、まとめたものである。獄中から発せられた諄子氏の「心の叫び」とは――。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

24
 森友問題の籠池さんの奥さんの本。 一般との思想の違いこそあれ、強い信念を持ってご夫婦が生きて来られたことは、間違いないと思った。検察のやり方は、国際的に見て、人道的見地から見て、「人質司法」と揶揄されても仕方がなさそうに見える。青山さんや、曽野さん、ビッグネームの登場に驚く。事の真相はともかくとして、ひとつの主張として、読ませて頂いた。2019/01/05

カープ坊や

15
森友事件が明らかになる以前は、 極右の日本会議附属幼稚園を運営する籠池夫婦。 その幼稚園を大絶賛する「竹田恒泰」「櫻井よしこ」「青山 繁晴」など右翼の面々には虫唾が走る思いでしたが 事件発覚後の右翼陣の手のひら返しには仰天! 全てはアベ晋三の「関わりがあれば議員辞職する」との一言から始まった籠池バッシング、そして口封じのための長期拘留。 見事に梯子を外されたこの夫婦は 自業自得の面もあるが この事件の一番の被害者でもあるように感じてしまう。2018/11/25

sasha

10
逃亡も証拠隠滅の恐れもないのに、大阪地検特捜部によって長期間に渡り身柄を拘束された籠池夫妻。明らかな口封じだよな…と感じるよ。本書は籠池のおばちゃんが大阪拘置所から弁護士宛に出した手紙をまとめた1冊。森友学園問題に関しての目新しい記述はないが、今一度、森友学園問題を思い出させる。てか、私は忘れてないけどね。政府はうやむやに終わらせたいみたいだけど。やっぱり安倍昭恵さんの証人喚問が必要じゃねぇか?2018/10/26

プクプク

8
図書館で見つけた。あの籠池さんの奥さん本だしてたの~!と手にとってみた。拘置所での日記のような内容。彼女の生きてきた姿や考え方が垣間見える。いろんな人との交流もあることを知った。それにしても拘置所生活って大変なんだなあと思うと同時にこういう場所で働く人の話を聞いてみたくなった。2019/01/17

Melody_Nelson

4
獄中から送った手紙で、自身の心情の吐露がメイン。正直、こちらとしてはどうでもいい話が多い(昔話とか、ご主人礼賛とか)。ただ時折、森友学園事件の関係者の話が出てきて、それは興味深かった。あとは、拘置所内の様子が綴られており、旧態依然とした人権を無視しているかのような扱いは恐ろしい。で、結局この森友(&加計)問題って、何も解決しないで、誰も罰せられないで終わってしまうのだろうか?2019/01/28

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