角川新書<br> 高倉健の身終い

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角川新書
高倉健の身終い

  • 著者名:谷充代【著者】
  • 価格 ¥902(本体¥820)
  • KADOKAWA(2019/01発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040822907

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内容説明

1984年から2014年まで高倉健を取材し親交していた編集者が、「高倉健」が人生の終い方を探し求めた30年間に向き合った。白洲次郎の「葬式無用 戒名不用」、江利チエミとの死別、酒井大阿闍梨の「契り」。高倉健が数々の別れを経験しながら、自らの死に方を見つけていった姿を描く。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シャコタンブルー

23
エピソード満載で楽しめた。高倉健さんの出演している映画は映画館で見たいと熱望している。東宝が午前10時の映画祭を実施しているので、大スクリーンで「幸せの黄色いハンカチ」「飢餓海峡」を見ることができたので、嬉しかった。「網走番外地」は数年前にDVDで購入したが、一度も見ていない。何故かテレビ画面で見る気がしなくて・・。高倉健さん、ロバート・デニーロ等のスーパースターは、その存在感をテレビ画面では納まりきれないオーラを感じたい。「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」を今月見る予定。今からワクワクする♪2019/02/13

田中峰和

4
あれだけの大スターでも晩年は孤独なのだと痛感させられる。一人の女性に対し結婚という形式をとらず養女にしたのは彼なりのテレか、江利チエミへの詫びなのか。やしきたかじんの妻が彼の身内をないがしろにしたように、高倉健の養女も建さんの妹を無視する。そこには莫大な財産もあるし、世間は悪女とみてしまう。映画にかかわるスタッフには徹底的に気を使い、慕われるのに心を許す女性は養女しかいなかったのだろうか。あれだけの作品を残しながらも寂しい人生だったのかもしれない。本書にも出てくるがエイズ騒動の発端は彼の同性愛説だった。2020/07/15

anken99

3
健さんの懐に飛び込めていた?著者が記す、健さんエピソード集といった内容。それでも誰もが憧れた健さんの知られざる日々、そしてやっぱりなあ~!という答え合わせ的な側面も含めてファンにはたまらない。江利チエミさんとの日々の記述もさることながら、当時の写真を見て驚愕。チエミさん、あまりにも魅力的すぎる。。。で、本書ラスト近くのテネシーワルツに関する記述に至るわけで。なかなか深い。2020/04/09

tecchan

0
高倉健を長年に渡って取材し、信頼されていた編集者が見た高倉健の素顔。高倉健ゆかりの人を訪ね歩いた聞き取り、撮影現場での秘話など、その素顔が明らかにされる。2022/10/04

Hiroki

0
練馬図書館 ★★★★★こういう視点の高倉健論も面白い2020/04/12

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