内容説明
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近年では、コンピュータにしか存在しなかったマルウェアが、車や家電に脅威を与えるばかりでなく、工場、電力、鉄道といった私たちの産業インフラにも脅威を与えています。また、企業が調達する多くのIT機器にもマルウェアが潜む可能性があります。つまり、通信やネットワークとは関係なかった企業においても、「つながる機器=IoT機器」への脅威への対処が必要となっています。
さらに、この影響はシステムダウンという物理的な障害だけでなく、個人情報流出というプライバシー問題にも波及しています。企業や自治体がIT製品やIoT製品を調達する際に指標となるセキュリティ要件の検討も進んでいますが、分野横断的にインターネットにつながる機器において最低限守るべき共通要件についても、業種や業態を越えた検討が始まっています。
今や企業は、ボーダレス化されたIoTセキュリティの脅威への対策は避けて通れません。これを怠ると企業生命の危機を招くことにもなってしまいます。
本書では、IoTセキュリティに関する最新の脅威トピックとして、第1章では社会インフラに関わる事例、第2章ではビジネスに影響する事例、そして、第3章ではAI技術を利用した技術トピックについて紹介しています。
続く第4章では、米国、EU、日本の政策動向を紹介し、第5章においては、拡がるIoT機器や多様なIoT機器を活用したサービスにおけるセキュリティの考え方やポイントが解説されています。特に、具体的な製品やサービス開発におけるSecurity by Design(セキュリティ・バイ・デザイン)の取り入れ方について紹介しています。
IoTシステムの開発に携わる方々はもちろん、ぜひ、経営層の方々や、IoT機器やサービスを導入する企業・組織のビジネスリーダーの方々にも読んでいただきたい一冊です。
目次
表紙
商標
はじめに
著者プロフィール
目次
プロローグ セキュリティを取り巻く社会的背景と本書の構成
第1章 今注目すべきIoTセキュリティトピック①:今そこにある脅威
第2章 今注目すべきIoTセキュリティトピック②:訴訟やプライバシーにまつわる規制
第3章 今注目すべきIoTセキュリティトピック③:AI技術の進化とセキュリティ応用
第4章 世界のIoTセキュリティ政策はどうなっているか:日米欧の最新動向
第5章 セキュリティを確保したIoT機器の開発:取り巻く現実と課題
おわりに
索引
編者プロフィール
奥付
感想・レビュー
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スプリント
閑居
HoriK
Toshi T
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