企業リスクを避ける 押さえておくべきIoTセキュリティ - ~脅威・規制・技術を読み解く!~

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企業リスクを避ける 押さえておくべきIoTセキュリティ - ~脅威・規制・技術を読み解く!~

  • ISBN:9784295005414

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内容説明

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

近年では、コンピュータにしか存在しなかったマルウェアが、車や家電に脅威を与えるばかりでなく、工場、電力、鉄道といった私たちの産業インフラにも脅威を与えています。また、企業が調達する多くのIT機器にもマルウェアが潜む可能性があります。つまり、通信やネットワークとは関係なかった企業においても、「つながる機器=IoT機器」への脅威への対処が必要となっています。
さらに、この影響はシステムダウンという物理的な障害だけでなく、個人情報流出というプライバシー問題にも波及しています。企業や自治体がIT製品やIoT製品を調達する際に指標となるセキュリティ要件の検討も進んでいますが、分野横断的にインターネットにつながる機器において最低限守るべき共通要件についても、業種や業態を越えた検討が始まっています。
今や企業は、ボーダレス化されたIoTセキュリティの脅威への対策は避けて通れません。これを怠ると企業生命の危機を招くことにもなってしまいます。
本書では、IoTセキュリティに関する最新の脅威トピックとして、第1章では社会インフラに関わる事例、第2章ではビジネスに影響する事例、そして、第3章ではAI技術を利用した技術トピックについて紹介しています。
続く第4章では、米国、EU、日本の政策動向を紹介し、第5章においては、拡がるIoT機器や多様なIoT機器を活用したサービスにおけるセキュリティの考え方やポイントが解説されています。特に、具体的な製品やサービス開発におけるSecurity by Design(セキュリティ・バイ・デザイン)の取り入れ方について紹介しています。
IoTシステムの開発に携わる方々はもちろん、ぜひ、経営層の方々や、IoT機器やサービスを導入する企業・組織のビジネスリーダーの方々にも読んでいただきたい一冊です。

目次

表紙
商標
はじめに
著者プロフィール
目次
プロローグ セキュリティを取り巻く社会的背景と本書の構成
第1章 今注目すべきIoTセキュリティトピック①:今そこにある脅威
第2章 今注目すべきIoTセキュリティトピック②:訴訟やプライバシーにまつわる規制
第3章 今注目すべきIoTセキュリティトピック③:AI技術の進化とセキュリティ応用
第4章 世界のIoTセキュリティ政策はどうなっているか:日米欧の最新動向
第5章 セキュリティを確保したIoT機器の開発:取り巻く現実と課題
おわりに
索引
編者プロフィール
奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

9
新しい技術やビジネスモデルが普及するたびに考慮しなければいけないセキュリティポイントが増えていきます。日々勉強ですね。2019/02/03

閑居

8
2009-11にNASAのノートPCの48台が盗難、2012に中国からハッキング。2014にNOAAが中国系からハッキングによる衛星データ配信停止。NASAとUSGSの衛星がスバルバード地上局経由で4回、合計数分、制御権喪失。2023/03/04

HoriK

0
IoTセキュリティの関連する多くの話題を非常にコンパクトにまとめている。企業向けということで、技術そのものよりも法令や企業リスク、開発方針など重点が置かれている。このあたりは技術屋の知識が欠落しがちなところだと思うので参考になった。全体として背景と結果を端的に述べて、詳細は参考資料に譲るという形式で、参考資料郡もかなり丁寧に選出されており、好感が持てた。2023/07/10

Toshi T

0
規制などの参照には役立った。2020/04/04

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