内容説明
不思議なノスタルジーが胸に迫る、愛の短編集。
「僕らの愛は、悲劇的な終わり方をした」憧れの女性との幸福な結婚生活に潜んでいた切ない真実(「彼女の宝石」)、大切な人たちの首元にふと現れる不思議なモノ(「さみしいマフラー」)他、アイドルへの一途な愛、巨大でピュアで惚れ惚れするような愛の姿が、一つ一つ心に染みわたる。
名手が放つ、切なさと爽快感いっぱいの直球六編!
解説・植田泰史
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アッシュ姉
77
著者二十冊目。読むタイミングを間違えたせいか、久しぶりの朱川さんをいまひとつ堪能できず。スミマセン!出直してきまっす。心をキレイにして再読しよう。その前に『狐と韃』知らぬ火文庫へいきまっす。《620-713》2021/01/19
fwhd8325
61
ノスタルジックだけではないけれど、朱川さんの物語を読んでいると、帰ってきたなという安堵を感じます。探していたものが見つかったような気持ちと同じです。中でも「マンマル荘の思い出」が一番好きです。2019/05/29
馨
54
いろいろな形の愛がテーマの短編集。どの話も良かったが、自分のその時の状況や年齢や気分で、響いてくる話が違ってきそうです。今回の私は『ポコタン・ザ・グレート』(ポコタン男前過ぎて憧れます)と『マンマル荘の思い出』(こんなふうに住民同士助け合って暮らす賃貸あったら良いなあ)が気に入りました。2019/02/08
カブ
50
ハートフルな人生に効く、昭和の香りがただよう6篇のお話。どの話も映像が目に浮かぶような、リアルな感じで懐かしい。「マンマル荘の思い出」が一番好き。2019/04/06
ココ(coco)
42
☆☆☆★朱川湊人さん13冊目です。恋とか愛に関する6篇の短編集です。まだ感想が0とは、朱川湊人さんは意外と人気が無いんですね。相変わらず全ての作品から、昭和の香りが漂って来ます。中でも最後の【彼女の宝石】の最後のエピソードで涙が溢れました。2019/01/20
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