文春文庫<br> わたしの宝石

個数:1
紙書籍版価格
¥880
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

文春文庫
わたしの宝石

  • 著者名:朱川湊人【著】
  • 価格 ¥896(本体¥815)
  • 文藝春秋(2019/01発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
  • ポイント 240pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784167912079

ファイル: /

内容説明

不思議なノスタルジーが胸に迫る、愛の短編集。

「僕らの愛は、悲劇的な終わり方をした」憧れの女性との幸福な結婚生活に潜んでいた切ない真実(「彼女の宝石」)、大切な人たちの首元にふと現れる不思議なモノ(「さみしいマフラー」)他、アイドルへの一途な愛、巨大でピュアで惚れ惚れするような愛の姿が、一つ一つ心に染みわたる。

名手が放つ、切なさと爽快感いっぱいの直球六編!

解説・植田泰史

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アッシュ姉

77
著者二十冊目。読むタイミングを間違えたせいか、久しぶりの朱川さんをいまひとつ堪能できず。スミマセン!出直してきまっす。心をキレイにして再読しよう。その前に『狐と韃』知らぬ火文庫へいきまっす。《620-713》2021/01/19

fwhd8325

61
ノスタルジックだけではないけれど、朱川さんの物語を読んでいると、帰ってきたなという安堵を感じます。探していたものが見つかったような気持ちと同じです。中でも「マンマル荘の思い出」が一番好きです。2019/05/29

カブ

50
ハートフルな人生に効く、昭和の香りがただよう6篇のお話。どの話も映像が目に浮かぶような、リアルな感じで懐かしい。「マンマル荘の思い出」が一番好き。2019/04/06

ココ(coco)

42
☆☆☆★朱川湊人さん13冊目です。恋とか愛に関する6篇の短編集です。まだ感想が0とは、朱川湊人さんは意外と人気が無いんですね。相変わらず全ての作品から、昭和の香りが漂って来ます。中でも最後の【彼女の宝石】の最後のエピソードで涙が溢れました。2019/01/20

fermata

33
朱川さんの作品を読むのは3作目。私にとって大当たりな作品でした。朱川さんの描く世界は私の知らない昭和の世界が多いけど、なぜか懐かしくノスタルジックになれる作品が多く魅力的です。今回の作品は恋愛をテーマとしていますが真っ直ぐな恋愛というよりは不器用だったり、不思議な巡り合わせだったり、一筋縄ではいかない物語ですごく面白かったです。どの短編も素敵でしたが、戦争の記憶がテーマにもなっている「マンマル荘の思い出」と幼馴染の数奇な運命を描いた「想い出のセレナーデ」がお気に入りです。おすすめの一冊です。2020/04/29

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/13298052
  • ご注意事項

最近チェックした商品