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内容説明
ドールハウスをつくるハルカおばさんのところへでかけたミユ。おばさんは今「小さなぼうし屋さん」をつくっているところです。ところがおばさんは、大きなウインドーに飾る特別なぼうしがつくれないと悩んでいました。いくつもつくっては、どれもこれも気に入らないと言うのです。そこでミユは、使わなくなった小さなぼうしをもらうことにしました。そして、ぼうしに飾りをつけて、以前出会った妖精パピーにゆずってあげようと考えました。夜、ぼうしをおばさんの庭のベンチに置いておくと、次の日には、ぼうしがすべてなくなっていました。そして、「明日、ウエディングベールにお祝いのししゅうをするので、ミユにも手伝ってほしい」というパピーからの手紙が置いてありました。ミユは、ねこのシルバーと一緒に妖精の世界へと向かいました。そして、パピーと再び出会うことができたのです。女の子に大人気の著者、あんびる先生がおくる心温まる幼年童話。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
小夜風
16
【図書館】可愛いお話♪小さくなって着られなくなってしまったミユのお気に入りのブラウス。思い出がたくさんつまってるから、誰かに譲るなんて出来ません。でも妖精たちの「幸せも誰かに譲る」という言葉に、ミユも考え直して…。ドールハウス、ウエディングベール…女の子の好きな要素満載♪2014/05/24
十六夜(いざよい)
13
妖精から手紙がとどき、ミユは再び妖精の世界へ。ハルカおばさんが、今作っている「ぼうし屋さん」のウインドーに飾る「とっておきのぼうし」だけが、いくつ作っても気に入らないと言うのです。こうして余ってしまったぼうしを、ミユは妖精に渡す事に。続き物と知らずに読んだので、当たり前の様に身体が小さくなった時には驚いたが、子供の成長が愛おしく思えるほのぼのした作品でした。トルソーや衣類のイラストも素敵。2022/03/13
雨巫女。@新潮部
11
《私-図書館》続編あったんだ。帽子可愛いし、私もかぶってみたい。2021/05/18
こどもふみちゃん
4
年長の娘に読み聞かせ。これはシリーズ2巻。1巻は『妖精の家具おつくりします』2015/01/09
はむちゃん
3
パピーが自分だけのものにするよりゆずった方がいいというところで幸せをゆずるのはすてきだと思った。2014/09/29