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内容説明
*EVメーカーの雄・テスラ向け最先端の車載電池に莫大な投資を実行。一方、トヨタとの連携も深め、車載デバイス事業の世界トップ10を目指す。 *日本マイクロソフト元会長・樋口泰行氏が率いる社内分社「コネクティッドソリューションズ社」。コンビニのローソンと「レジロボ・無人店舗」の実証実験を行い、最先端のインフラビジネスへ挑戦。 *シリコンバレーを拠点に、「イノベーションの量産化技術」の開発を試みるビジネスイノベーション本部本部長の馬場渉氏。「大企業病」脱出の成功方程式を作れるか? 「津賀改革」でチャレンジ精神と“稼ぐ力”が甦ってきたパナソニック。破壊的イノベーションの時代の生き残りと成長に向け、ガチで本気の大改革、大変身を行う100年企業の「今と未来」を徹底分析! AI時代の「お困りごと」を探し出し、「お役立ち」を極める創意工夫の数々をレポート。自動車業界、電機業界の近未来を知りたい人、必見の書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
人工知能
3
「タテパナ」から「ヨコパナ」へ。パナソニックデジタルプラットフォームを使ってサービスを量産化する取り組みや、AP社のインドや中国の治外法権化による現地マーケティング、津賀社長の常務会の廃止、デザイン思考としての「お役立ち」等、いまパナソニックがどういう会社になろうとしているのかがわかって面白かった。オートモーティブ事業もレンジローバーにコックピットシステムが採用されるなど、電池以外にもかなり進んでいる印象を持った。パナソニックが今後どうなっていくのかが楽しみになる本。2018/11/24
帯長襷
2
大学院の課題のために買ったけど忘れてたから今さっと流し読み。これでまだ変われていないのですよねぇ。期待値を上げる本だったんだろうけども、時期を外して読むと虚しさが残る…2021/01/04
Kazuo Ebihara
1
2018年11月に刊行されたパナソニックのPR本。 2、3年前に仕掛けられた戦略、戦術の 進捗状況がレポートされています。 今も業績は気になるものです。株主としては。 頼みますよ。社員の皆さん。 2019/05/10
YUJIRO
1
デザイン思考を、パナソニックに土着化させるために「お役立ち」という言葉に変え、技術指向ではなく、デザイン思考を導入する取り組みを紹介する。今まで技術指向で築き上げたブランドと技術力をどう生かしていくかが重要になる。2018/11/29
ぱんぷきん
0
本書を読むとこれからのパナソニックに期待が持てる試みがずらり。縦割りの打破や、現地主義。こうした試みによって燻っていたパナソニックが再度飛躍する。が、結果が出た2020年現在、その希望は現実のものにならなかった。テスラへの電池供給も危うく、イノベーションの量産も少なくとも消費者の目には映っていない。考えれば松下電器はマネシタと言われたくらい改良に強い企業であって、イノベーションは苦手な領域なのではないか。それを考えると立ち直りは予想以上に難しそう。横文字の部署もやたら多く、そのあたりも問題な気がする。2020/12/19
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