内容説明
日本人の神観念を一新させた折口信夫の「まれびと」。日本列島に住み着いた祖先の異郷への憧憬と、その異郷から時を定めて来訪する神は、人にして神なるものであり、人の扮した神であるから「まれひと」である、という発見への道程を、本『精選Ⅰ』では「文学以前」「芸能以前」とも言うべき南方論を含む「異郷論」、「聖水信仰論」、「祭祀論」などでとらえるものである。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ムーミン2号
7
(献本)ギャー!難しいよォ。柳田國男と並ぶ民俗学の巨頭だが、記紀、風土記、祝詞、万葉集などありとあらゆる古代の文献から引き出される論考には完全お手上げ状態。表面をなぞるこしかできなかった。多少文語調でも柳田さんの方が読みやすいし理解しやすいぞなもし。巻末の解題を読んでやっと内容の理解に至る(あ、そういうことが書いてあったのか、というレベル)のだから、何をか謂わん哉である。「妣が国へ・常世へ」「国文学の発生」などは興味深かったが、十分な理解には至っていない。またじっくり読まないといけないのかも?2018/12/18
takao
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ふむ2025/06/01
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