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内容説明
「自分は幸せだ」と思える人ほど、よい結果を生んでいる。
ハーバード大学で人気第1位の講師直伝!
最先端のポジティブ心理学が解き明かす「成功」と「幸福」の驚くべき関係。
世界中から秀才が集うハーバード大学で学生から絶大なる人気を集める「幸福学」講座で講師を務めた著者は、厳しい競争環境でも前向きな精神状態を作り上げて抜きんでる人と
プレッシャーに負けて行き詰る人の違いはどこにあるのかを追求。
本書では、ハーバード大生や著名企業のプロフェッショナルへの実証実験を踏まえ、
成功をめざしてやみくもに努力するのではなく、幸福感や楽観主義をもつことが学業、
仕事での成果に、組織の生産性向上、チームワークの強化に結びつくという事実を浮かび上がらせ、
その要因を幸福優位性(ハピネス・アドバンテージ)と名付け、
7つの法則にまとめた。
自己啓発から組織マネジメント、教育と幅広く応用可能で示唆に富んだ一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ehirano1
103
その昔、とある成功者のお偉いさん達が「先ずは俺達が仕事を楽しまないと社員が楽しめない」という趣旨のことを言われ、当時ぺーぺーの私はなんだかハッとしたのを本書を読んで思い出しました。2025/01/17
ヒロミ
60
面白かった。TEDでも人気のハーバード大学の講師が語る幸福心理学。成功と幸福にはこんなにも関連性があるのかと驚かされた。ポジティブ優位性の脳には何歳になっても変わることが出来る事、ゾロサークルや20秒ルールなど興味深く読んだ。「銀行で強盗が乱入してきて右手を撃たれたらどう思う?」の問いに70%の人が悲観的になったというのが意外だった。私は「他の人が撃たれなくて良かった。大量殺人になったら大変」と考えた。母にも尋ねたら「頭を撃たれなくて良かった。命があってラッキー」と答えていて親子だなあと思った(笑)2017/05/05
TomohikoYoshida
39
成功したから幸せなのではなく、幸せな気持ちからポジティブになり、成功しやすいという法則である。確かに、成功者や金持ちでも幸せではない人がたくさんいるということは「成功≠幸せ」だが、「幸せであるが故に成功する」のは本当に幸せなことだと思う。幸福感を持つためには、ポジティブな面に着目していくことが良いと書かれており、樺沢紫苑の本と同じく「3行ポジティブ日記」が奨励されている。幸せな気持ちを作り出すことに特化して、何をしていくべきかについて丁寧に書かれている。いわゆるハウツー本ではないのでじっくり読んで欲しい。2020/11/01
Yuma Usui
29
成功したから幸福なのではなく、幸福だから成功するという考えを研究しまとめた一冊。幸せな心的状態を作るための7つの法則を紹介し、読者がより良い人生を歩めるような提案を紹介している。個人的に「自分の仕事を他の人が是非やりたいと応募してくるように職務記述書を書き表すとどうなるかを考えてもらう」との手法「天職記述書」が、自分の仕事を再定義して自身を鼓舞するのに効果が高そうで印象深く感じた。また、可能な限り小さい事からルールを決めて始める「ゾロ・サークル」は効果が継続し易く取り入れたいと思う。2022/11/30
ほじゅどー
29
★★★努力すれば成功する?成功すれば幸せになれる?だから頑張る?これらの図式が成り立つならば、昇進した部長、入試に合格した受験生など、何らかの目標を達成した人はみな幸せになっているはず。しかし、実際には目標を達成するたびにさらなる目標を目指す羽目に陥る。心理学と脳科学研究の結果、この順序が逆であることがわかった。幸福感が競争力、モチベーション、創造性、生産性の源泉ということを。2014/07/14