内容説明
誰かに「カチン!」とくることを言われたときや、不快なことをされたとき、怒りにまかせて「それ、やめてほしい」と言いたいけど、言えなくて、悶々としたことはありませんか?そうして我慢して不快感がたまっていきそうな場面で役立てたいのが、「アサーション」です。アサーションとは、1950年代にアメリカで生まれた心理療法や心理的教育の一種であり、日本でもさまざまな場面で活用されています。 「自分も相手も大切にする自己表現」ともいわれ、自分の言いたいことを相手に伝え、それをきっかけに、お互いにより良い関係をつくっていこうとする手法です。 本書ではとくに「自分の怒りをコントロールできない場面」に焦点をあててご紹介していきます。 気づかない間にたまった「イラッ!」「ムカッ!」「モヤモヤ…」といった負の感情から脱け出す、自分も相手も大切にする自己表現「アサーション」の実践書。 <こんな場面で…自分の気持ちを相手にうまく伝えるには>●満員電車で足を踏まれたうえに、無視された。●映画館で隣の人たちがうるさい!●職場で上司から「おい、そこの」と呼ばれた。●楽しみにしてた予定があるのに、残業を強いられた。●友人に貸した服が汚れたまま返ってきた。●事前に聞いていた話と違う… etc.
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
とよぽん
52
日頃の自分を振り返ると、毎日(多分)何かに対して、誰かに対して、怒っている。怒る自分に対しても、負の感情をもつ。筆者は「怒り」は人間の原初的な感情で、赤ちゃんが「快・不快」から感情を分化していく次の過程に「怒り」が登場するほど私たちを守るために重要な感情だと説く。だから、怒りをため込まず上手に伝えたり、怒りと付き合ったりすることが大切なのだ。その方法として、アサーションとDESC法が具体例とともに紹介されていてわかりやすい。わかるのだが、実際にできるかどうか・・・。2021/06/14
にこにこ
5
合わない人からは遠ざかるので、あまり必要ないかも。2020/07/08
cocolate
1
こころに抱えたモヤモヤをどうにかしたい気分で読んだ本ですが、変わるのは自分ってことですかね。冷静におだやかに伝えても、理解したがらない人もたくさんいるから。Iメッセージで伝えたら、「受け止め方の問題」とかいう人がいたり、他人事かよと。本の理解がまだ足りていないようです。2020/01/18
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