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内容説明
豊島雅信59歳。
右手の指が2本ない。
幼少時に切断し、障害を負った。
しかし、反骨心と負けず嫌いの根性で、ホルモン一筋45年。
足立区の焼き肉店「スタミナ苑」の顔としてテレビや雑誌の取材には積極的に顔を出し、ホルモンを売りまくった。
どこよりもうまい肉を、新鮮なホルモンを出し続けると評判を呼び、
食通で知られる有名俳優や時の首相が並んででも食べたがる名店に成長した。
20年以上、人気も衰え知らず。
行列も絶えない。
「生ける伝説」「ホルモンバカ」と称されるほど肉を究めた豊島氏だが、いまでも肉街道を邁進し、走り続けている。
こだわりは強く、徹底的。
深夜のホルモンの仕込みから、トイレ清掃、給仕まで左手一本でこなし、1日15時間近く立ちっぱなし。
そんな鬼気迫る仕事人間が、障害を持つということ、働くということ、家族への思いを真摯に語った、心奮える珠玉の名言。
・一番イヤなことは自分でやる
・いいなって思ったら、その瞬間から勉強が始まる
・人から「できない」って言われるとメラメラ燃え上がる
・忙しいときほど手を抜かない
・お客さんを自分の彼女だと思う
・当たり前のことを当たり前に続ける
・どうしたら、どうしたら、どうしたらを常に考える
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
カップラーメンマン
7
不思議と面陳列してあるこの表紙に吸い寄せられ、パラパラとめくって即買いしてしまった。食べログアワード1位を取った昔ながらの焼肉屋のおっちゃんの、仕事哲学。すべて話し言葉で、本人の顔が浮かびながら、そうだよな、と内容が染み入る。 小さい頃に右手の指を二本失うハンデを追いながら、当時は人気のなかったホルモンを一大B級グルメに押し上げた背景には、当たり前のことを愚直にやるという、真摯な仕事の姿勢がある。これは、どんな仕事をする人にも貴重な金言の一冊だった。2018/10/19
ぽん
5
会社の同僚から借りました。日本一行列の出来る焼肉店のお話。当たり前の事を当たり前に続ける継続力、どんなにキツくても手抜きせずやりぬく忍耐力、そしてなんといっても努力が一番大事ということを学ばせて貰いました。本物を極めるプロとはこういう人の事を指すんだろうなぁ。スタミナ苑、一度並んで食べてみたいです。2019/07/12
tetsubun1000mg
5
テレビでたまに取材される、日本一繁盛する焼肉屋と聞いていたが、どんな店でどんな店主がやっているのか気になって読み始めました。 肉もA5ランクで良い肉ですが、ホルモンに絶対の自信をもって自店処理して提供しているそう。 毎日開店の2,3時間前から行列ができる程、客が途切れないくらい繁盛店なのに、店主の二人の兄弟は、お金儲けには興味がないようです。 ただただ、来店してくれたお客に「うまい!」と言わせて、喜んでもらうという事に喜びと充実感を感じているようです。 一度食べに行ってみたいです。2018/11/26
まいまい
3
会社の上司に勧められて読んでみました。右手の指が2本もないことを受け入れて、負けず嫌いな気質がマイナス思考をかき消し、仕事に前のめりに取り組んでいる姿勢に爽快さを感じました。悟りを開いたようにも感じました。 2019/03/12
キムチ
1
当たり前ことを毎日ルーティーンのようにやることが大事。2019/04/04
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