Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

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Why Digital Matters?――“なぜ”デジタルなのか

  • ISBN:9784833451307

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内容説明

【内容紹介】
“なぜ”デジタルなのか? 企業経営者が知るべきヒントが、ここにある!
“働き方改革”が叫ばれる現代、企業をリードする経営者が考えるべきは、「ヒトではなく、電子を走らせろ。電子は疲れない……」ということである。
「日本企業の強みは『ヒトの力』『現場力の強さ』にある」と言われてきたが、ヒトの代わりにデジタル、つまりソフトウェアに仕事をさせれば、疲れない、間違えない、サボらない、ストライキをしない、賃上げを要求しない、退職しない……と、一日24時間365日、1年でも10年でも動き続けるのだ。
高度成長期から続く「ヒトが走る」経営を続けている会社が、「電子に走らせる」ことを覚えれば、つまり、「ヒトの力」と「デジタルの力」の組み合わせを実行できれば、大きく飛躍できる可能性が広がっているのだ。
経営に携わるあなたが本書を読み終わるころには、自社で取り組むべきことが何であるのか、そのイメージがはっきりと見えてくる。

【著者紹介】
[編]プレジデント社 企画編集部「経営企画研究会」
[監修]村田 聡一郎/SAPジャパン

【目次抜粋】
序章 日本型経営の「勝利の方程式」がなぜ通用しなくなったのか
1章 コマツ LANDLOG~顧客課題、社会課題を解決するオープンなデジタル・プラットフォーム
2章 第4次産業革命の本質は「デジタル・イノベーション」
3章 「デジタル」と「フィジカル」の本質的な違い
4章 日本の現実は「2.5」~インダストリー4.0の本質は「全体最適」
5章 デジタル・プラットフォーマーの時代~早い者勝ちの陣取り競争
6章 デザイン思考で顧客の「真の欲求」を見極める
7章 ケーススタディ:大企業病を克服したSAP
8章 企業システム構築の新常識
SAPからのあとがき

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たー

7
ちょっとSAP宣伝くさいところもあるけど、書いてあることは真っ当で役に立つ。2019/12/13

Roy

4
デジタルとアナログの融合をモデルで示した4層構造の図が非常に参考になった。第1を「データ発生源」、第2をデジタルプラットフォーム、第3を「データを活用するソリューション」、第4を「顧客・社会」とし、第3層のそれぞれのつなぎ目にAPIがあり、第3層を構築するとともに各層のサービスが一体となっているという概念がわかりやすかった。この概念だけでも読む価値があった。2022/01/05

よっし~

4
世間ではGAFA、GAFAと喧しいが、SAP(エスアーペー)と聞いてどれだけの人が反応するだろうか。戦後ドイツで最も成功した企業。ERP分野で世界トップシェア。「大企業病」を克服し非アメリカ企業にも拘らず突出したIT企業であることや、シリコンバレーへの出島戦略など、この起業に着目したほうが日本にとっては有益なのではないだろうか。「イノベーションのジレンマ」も再確認でき読み応えがあった。勤め先のプロフェッショナルリサーチャーが業務の傍ら今年1年で読了した200冊のビジネス書から厳選した24冊のうちの1冊。2019/12/13

乱読家 護る会支持!

4
日本企業は「ヒトを走らせる経営」で成長してきただけに、「電子を走らせる」デジタル化に遅れ、全体最適を成し得なかった。 従来のビジネス思考では出来なかった「顧客の課題解決」が、デジタル技術を使ったデザイン思考では出来る。各社のさまざまな事例紹介がおもろい。 機器売りで儲けていた製造業は、新しいビジネスモデルが市場に入ってきたら、突然、下請け化して付加価値を生み出せなくなる可能性もある。 何を売っているかではなく、何が顧客の付加価値になっているか? 顧客が困っている事は何か? どうしたらデータを集めれるか?2019/03/22

miohaha

3
お仕事本。面白かった。日本企業の課題、そのまま自分の会社に当てはまる…。デジタルの反対語はアナログではなく、フィジカル。働けど働けど楽にならざる我が仕事。なら、電子を走らせろ!ということ。2020/02/23

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