前育主義

著者名：山田耕介

学研（2018/12発売）

• ISBN：9784058010051

内容説明

就任３６年目で遂に日本一に輝いた、前橋育英高校サッカー部山田耕介監督が、長年の指導の軌跡を綴る。ネバーギブアップの精神で毎年常に強いチームを作り、素晴らしい選手を輩出し続けてきた、指導論、教育論、チームマネジメント法が明らかになる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[日の丸タック]

『本気を根気強く』“日本一勝負弱い監督”と言われた山田耕介監督。 36年間目指し続けた頂点を極めた瞬間を、私も現場で見つめ感涙にむせた… 山田耕介監督、この人の最も優れた点は『人間力』だと思う。 優れたサッカー選手であったり、優れたサッカー監督であるのは当然だが、人間教育者として超一流の人だ。その人間教育の方法がたまたまサッカーであっただけで、その優れた教育者としての能力はどんな場面でも発揮されたのだと思う。 相手を徹底的に信頼し、自ら伸びる手伝いをする。そのために必要なことは『本気を根気強く』なのだ。

2019/02/23

[夜明けのランナー]

規律を守ってこそチャンスが与えられる。やればできるのではなくて、やるか、やらないのかが全ての始まり。そんな意志力を身につけることが、人間力を強化させる。サッカーに限らず、生きること全てに応用できるのだ。決して奢らず謙虚であることで、自分の力が最大限に発揮できるのだと思う。巻末の卒業生の言葉から、山田先生は相当恐ろしい存在だったに違いない！

2019/03/06

[Maaaaki]

選手の総合力=(技術力+センス+身体能力)✖️人間力 どんなに技術が優れていても人間力がゼロであれば、選手の総合力はゼロ。 逆にスキルが劣っていても人間力が高ければら総合力が上がっていく。 skill(技術)とwill(意志力) 勉強ができるskillを持っていても、それを伸ばすのはwillだ。机に向かうというのは学力は関係なく意志力。

2020/01/12

[hi ko]

頑張った人ですね。群馬県人で、特にアラフォー世代のサッカー経験者は読んだ方がいいかも。頂点を知っている人の信念はさすがですね。

2019/08/13

[ヨッシー]

最高

2019/05/26