内容説明
テレビプロデューサーでベストセラー作家でもあるジャニス・カプランが、
英米の世界最高峰の学問を修め、現在、プリンストン幸福研究所ラック・ラボに勤めるバーナビー・マーシュに「科学的に幸運を呼び寄せるには?」を聞き出していきます。
俳優ハリソン・フォードをはじめ、映画、金融、ビジネス、教育、メディア、テレビ、舞台などで運をモノにしている人たちの豊富な例やインタビューを通して
「どうすれば運を引き寄せられるようになるのか」を論理的に教えてくれます。
この本を読めばあなたも運が良くなること間違いなし!
*目次より
第一部 幸運とはどのようなものか?
・幸運を手にするための理論
・偶然、才能、理論で運をつかむ
・いままでにない発想をする
第二部 幸運を手に入れる方法
・チャンスに出会える場所を探す
・目指す獲物をはっきりさせる
・絶対にあきらめない
第三部 就職、恋愛、子育てで運を高める
・通常のルートをたどらない
・冒険は相手とつながっていると感じさせる
・たくさんの道を見せる
第四部 不運を乗り越えるには
・幸運はまっすぐやってくるとはかぎらない
・トラブルを探さない
・高次脳をつかう
第五部 なにが幸せな人生をつくるのか?
・王子は必ずしも幸福ではない
・やっぱり運がいいと信じる
・勝利と災難に等しくつきあう
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はるき
29
興味深い。誰だって皆幸運が欲しいし、不運を遠ざけたい。でもどうやったらそうなるの?スピリチュアル系ではなく、経験則と統計で答えてくれるので理屈っぽい人にお勧めです。自分が幸運だと思い込む。サイコロを振り続ける。適したときに適した場所へ行く。何よりもまず、準備を怠らない。2018/12/26
パフちゃん@かのん変更
18
才能や能力も大切だけれど、粘り強さで埋め合わせられる。運をつかむには、情熱・粘り強さ・楽観性が大切。失敗は名誉の勲章。ハグすると、オキシトシンが分泌されて、心を開きやすくなる。好奇心を持って、新しいチャンスを探す。勇気こそ、幸運な人生を切り開く第一歩。幸福とは「愛」。明るい気分で過ごすよう心がければ幸運に出会いやすくなる。などなど・・・2024/09/22
はるき
10
友人に貸したら好評で、つられて再読。宝くじが当たりますように!とかそういうのではなく、小さなちょっと良いことが起こると日々が楽しくなりますよね。訳が良いのか、兎に角読みやすい。2022/09/05
呑司 ゛クリケット“苅岡
1
幸運は偶然と才能と努力の積み重ねでやって来るらしい。著者は幸運を理論的に発生させる実験をしようと試みた。その結論が冒頭の三つである。ならば、自らの手でてに入れることが出来るのでだろうか。著作の中には多くの幸運事例が出ているが、果たしてそれ等の事例が本人にとって本当に幸運だったのかどうかの追跡は無い。たぶん無理なのだろう。抽象的な幸運は各々にとってどれだけの期間幸福でいさせてくれるのか。幸運とは何かすら分からない私には、どう捉えれば良いのだろうか。と考える刹那も幸運のただ中だと思うことが大切だと思った。2023/05/01