文春新書<br> 仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか

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文春新書
仏教抹殺 なぜ明治維新は寺院を破壊したのか

  • 著者名:鵜飼秀徳【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 文藝春秋(2018/12発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166611980

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内容説明

明治百五十年でも語られない闇の部分、それが廃仏毀釈だ。実は、興福寺阿修羅像、五重塔も消滅の危機にあったのだ。神社と寺院を分離する政策が、なぜ史上稀な宗教攻撃、文化財破壊にエスカレートしたのか? 鹿児島、松本、伊勢、東京、奈良、京都など日本各地に足を運び、埋もれた歴史を掘り起こす近代史ルポルタージュ。

【目次】
はじめに

第1章 廃仏毀釈のはじまり ──比叡山、水戸

第2章 維新リーダー藩の明暗 ──薩摩、長州

第3章 忖度による廃仏 ──宮崎

第4章 新政府への必死のアピール ──松本、苗木

第5章 閉鎖された島での狂乱 ──隠岐、佐渡

第6章 伊勢神宮と仏教の関係 ──伊勢

第7章 新首都の神仏分離 ──東京

第8章 破壊された古都 ──奈良、京都

結びにかえて