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内容説明
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日本の社会をとりまく環境は日々変化を続け、日本経済を知ることはイコール「世界や社会の今」を見ることにもなる。行動経済学から、原価のしくみ、生活に密着した経済の疑問や問題点など、いま知っておきたい経済の基本を、身近なテーマとともに図とイラストでわかりやすく解説、読み解く一冊。
<著者について>
神樹兵輔(かみき・へいすけ)
投資コンサルタント&エコノミスト。 富裕層向けに「海外投資・懇話会」主宰、金融・為替・不動産投資情報を提供している。著書に『面白いほどよくわかる最新経済のしくみ』『現場で使えるコトラー理論』『知っておきたいお金の常識』『街角のタバコ屋はなぜ営業を続けられるのか?』『図解 景気のカラクリ&金融のしくみ』(日本文芸社)、『悪の経済学』(KKベストセラーズ)、『自分に合った資産運用・投資術』(西東社)など多数。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bonbon99
19
既存のマクロ経済学やミクロ経済学から入るのではなく、身近な消費行動や心理的な影響から経済学を学べる。2ページ分で1テーマを図解で解説し、分かりやすく読みやすい。学者が書いた本というより、経済学を実践している方の本という印象。身近な疑問に落とし込んで紹介しているので、まったくの初心者向け。2021/02/23
hk
15
アメリカのゼロクーポン債というものを本書ではじめて知った。いまなら額面価格100万円の新発米国債10年償還ものがおおよそ70万円で売り出されている。ただし利息(クーポン)はゼロだ。つまり購入金額と償還額面金額の差額だけが利回りになるというカラクリ。著者曰く日本の証券会社が米ゼロクーポン債を売ろうとしないのは、仲介手数料が雀の涙ほどしかなく儲からないためだそうだ。だが年に僅か3%づつ円高になるだけで元本割れしてしまう商品というのはリスクが高いのではないか。まだしも日本の物価連動債の方がリスクが低く面白かろう2019/04/02
あつお
13
世間のムダを見抜くための本。 投資においても、日常生活においても、投資収益率(ROI)の概念が重要。費用に対して、コストを含めたリターン額を示した指標。しかし世間には一見お得だが、儲からない話が溢れている。原価率が低く粗利の高い飲食業界、借金に支えられた不動産ビジネス、人件費の高い保険業界など。私達は見かけ上の数字ではなく、本質的な価値を見抜く必要がある。 情報が溢れる現代。魅力的な話であっても、一度立ち止まり考える癖を付けたい。2022/04/23
なこ
8
経済の知識というより、著者の思想が書かれてる部分が多いかな…。経済の基礎を学びたかったので、目的の内容はあまりなかったように思います。ただ、人間の非合理的行動を利用した商売や、巧みに騙す金融商品などがあるため、そのような知識に強くなって、危険をできる限り回避出来るようにしたいと思いました。2022/05/12
マネコ
6
どうやったら儲けがあるか、どうやって儲けているかを図解と数字でまとめられています。理論や心理学なども多く紹介されており、日常の生活で消費する際に視点が増えるような一冊です。2019/08/11